意味の幅が日本語より広いcatchを概念で捉える

こんにちは、ドラゴンです。

今日は、「catch」を分析しましょう。

この分析さえ出来たら、
他の単語を覚える時にも活用できるので、
ネイティブチックな英語が話せます。

では、いきましょう。

catchの例文

結論から言うと、
catchは日本語の「つかまえる」よりも、
意味の幅は広いです。

まずは、辞書の意味を調べてみましょう。

(…を)(追いかけて)捕らえる、つかまえる、(…を)つかまえる、(途中で)つかむ、受け止める、ボールを受けてアウトにする、(急にまたは強く)つかむ、握る、つかむ、見つける

このような意味があるわけですが、
さっき言ったように、英語のcatchと日本語のつかまえるを比べると、
catchの方が日本語のつかまえるよりもより多くの意味があります。

なので、日本語からしたら、
おかしな表現が多々あります。

catch a cold
風邪を引く

catch the last train
終電に間に合う

He caught my arm.
彼は私の腕を掴んだ。

I could not catch what he said.
彼の言ったことが分からなかった。

I was caught in a traffic jam.
私は交通渋滞に引っ掛かった。

I got caught in a shower.
私はにわか雨にあった。

などなどです。

日本語の「つかまえる」より、
広い場面で使われていることがわかりますよね。

日本語では、
言っていることをつかまえるとも言わないし、
にわか雨につかまったとも言いません。

終電をつかまえるとかもそうです。

もちろん、言わんとする意味はわかりますが、
実際の日本語で言うかと言われたら、言わないでしょう。

つまり、
「日本語の”つかまえる”よりも、英語の”catch”の方が、包摂している情報量が多い」
ので、

単に、
「catch=つかまえる」
と覚えているだけではダメなのです。

そうじゃなくて、概念として捉えておく必要があります。

単語を概念として捉える

概念というと、難しく聞こえるかもしれませんが、
単語を「なんとくなく捉える」わけです。

例えば、僕らは動物が何かを説明することが出来ないですよね。

出来ないというより非常に難しいです。

でも、動物か動物じゃないかは分かります。

机が動物か?と言われたら違うって分かるし、
犬が動物か?と言われたらそうだというのは分かりますよね。

でも、動物とそうでないものの違いを言語化するのは出来ません。

このように、
概念というのは捉えることはできるけど、
説明することはできません。

だから、catchって何?って言われたら、
「つかまえる」って答えるのは、ナンセンスなのです。

間違ってはないけど、ナンセンスです。

なぜなら、イコールではないからです。

ぼんやりと概念として理解するだけでいいのです。

因みに、
catchを最大公約数的に言語で表すと、
「動的なものを追いかけて瞬時にとらえる」
です。

まぁ
「catchってこういう時に使うし、こんなイメージだな〜」
くらいでOKです。

むしろ、ぼんやりと捉えていると、
それくらいの方が汎用性が高まるし、

例えば、

Do you catch my meaning?

と聞かれても、
瞬時に理解することができるはずです。

これからは、概念として捉えるようにしてください。

最後に、おまけですが、
catchのtchには「引っ掛ける」という意味があります。

他にもwatch、scrachなどもありますが、
目で引っ掛けるのがwatchで、爪などで引っ掛けるのがscrachです。

こういった語源を知っているだけでも、
catchに対しての情報量も多くなりますし、
他の単語も芋づる式で覚えることができます。

ま、今日はあっさりしていますが、こんな感じで。

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