こんにちは、ドラゴンです。
今日は、「be動詞」について話しますが、
単なる参考書的なツマラナイ解説ではなくて、
be動詞とは何か?という本質的な話です。
be動詞の正体を明らかにしましょう。
文におけるbe動詞の意味
まずはbe動詞以前に、
「文」とは何かを理解していきます。
I am a teacher.
を例文に見ていきましょう。
まぁ、こんな例文を出すと、
「え、簡単すぎない?」
って思う人もいるんですが、
簡単な文を深く理解することが英語学習の鍵です。
英語学習のほとんどの人は、
難しい文を浅く勉強し過ぎなんですね。
それよりも簡単な例文を深く理解する方が、
英語学習においては、汎用性が高いのです。
英語学習においてはというより、
これはどんな勉強でも同じことが言えます。
汎用性が高くなるのは、本質を理解するからです。
英語学習において言えば、
様々な例文を容易く理解できるようになるし、
多言語にも活きてくるようになります。
僕らの人生は有限ですから、
そういった勉強をして連続的に活かし続けないと、
あっという間に人生が終わってしまいます。
なので、そういった勉強法を推奨しています。
いつものことなので、前置きはこれくらいにしてですね、
超初歩的な質問ですが、ピリオドは何のためにあるかわかりますか?
当たり前のように使っていますが、
そう聞かれると、わからない人も多いんじゃないですかね。
ピリオドの役割は、
「文の中に動詞が1つある」
という証明です。
つまり、ピリオドが文の中にあれば、
1つの動詞があるということになります。
では、
I am a teacher.
には、ピリオドがあるので、
動詞が1つあることが分かります。
そう考えてみると、動詞は何ですかね?
amが動詞ですよね。
これは、be動詞と言われるものです。
中学生で最初に習う単元でしょう。
be動詞は、イコールを示すので、
左辺と右辺は等しいことが分かります。
難しい言葉で言えば、
左辺のIは単数なので、右辺のa teacherも単数になります。
では、主語をweにしてみましょう。
weだと、動詞はareになります。
We are ~ということです。
ここに先ほどと同じように、teacherを当てはめたいんですが、
その場合、a teacherにはなりません。
be動詞を使う場合、
左辺と右辺はイコールである必要があるので、
teachersになります。
ここまでは大丈夫ですかね。
これは超基本です、
もう少しbe動詞を深くみていきましょう。
Be動詞の歴史
結論から言うと、
beとBuddha(仏陀)は同じ語源なんです。
なので、Buddhaを掘っていくと、
be動詞の歴史が紐解けるわけです。
Buddhaには「覚者」の意味があります。
「存在を気付かせる者」とか、
「覚醒している者」とかそういうニュアンスです。
ブッダの「ブッ」は、
サンスクリット語のbherから来ていて、
「目覚め・覚醒・気づきを与える」
という意味を持っています。
beもこの「ブッ」から来ているのです。
そうすると、同じように、
be動詞にも「存在や覚醒」の意味があると分かります。
be動詞には根源的にそんな意味があるので、
これこそがbe動詞が「存在動詞」と言われる所以なんです。
こういう見方でみると、
I am a teacher.という文も
「私は、存在している、先生として。」
みたいなニュアンスがあり、
それを意訳しているわけです。
これが分かれば、
be動詞がなぜ現在進行毛の-ingと紐付くのかも分かります。
現在進行毛の-ingは、
リアル感や躍動感がありますよね。
まさに、「今している」という感じです。
それを表したいから、
存在している感、目覚めている感があるbe動詞とくっ付くわけです。
つまり、be動詞と-ingって、
生き生きとした最大限の躍動感を表現しているのです。
例えば、I am singing.というのも、
日本人が想像している以上に歌っているわけです。
「私は目覚めています、歌うことに。」
くらいのニュアンスです。
他にも、「Be kind, Be careful!」だと、
「目覚めよ親切に、目覚めよ注意深く!」
のようなニュアンスを持っているわけです。
これらは究極的なニュアンスですし、
実際は、そんな風には訳すとおかしくなります。
でも、根源的な意味がわかるからこそ、
微細なニュアンスの違いも理解できます。
因みに、ブッダのダは、
過去分詞で受動の意味があるので、
ブッダが覚者の意味になります。
後は、I amのmには、
myとかmeのような「私系列」の言葉に特有な子音mが付いているので、
主語にも動詞にも「私」という存在の自己主張があります。
そんな風な見方もできます。
be動詞の派生
最後に余談なんですが、
be動詞は、be動詞と言うくせに、
beで使われることは少ないです。
amとかareとかisという形で使いますよね。
これは、昔、
be動詞には2種類があったからなんです。
この2つとは、be系列とas系列の2つのことなんですが、
どちらかと言えば、areもisもamも全部as系列なので、
be動詞と言うけど、beに似つかず変形してしまうのです。
古英語と言われる昔の英語では、
be系列もあったんですが、消えてしまいました。
言語も生存競争があるので、
使わない言葉は他言語に侵略されて消滅します。
そのため、areもamもisは、
表記こそas系列ですが、be動詞の意味があるわけです。
まぁ、余談なので、
「そうなんだ〜」くらいで構いません。
でも、他言語を勉強する意味も見えてきますよね。
英語の中に他言語が潜んでいるわけなので。
ぜひ、そういう深い考察力も養っていきましょう。
ではでは、今日はこの辺で。
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