【英語学習に最適】スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の2005年卒業式で行ったスピーチを徹底解説!!

どうも、ドラゴンです。

ある程度、英語が出来るようになったら、
有名な英語スピーチを題材にすると良いです。

自分で理解できるくらいの文法知識があれば、
「本物の英語」を勉強することができますから。

今回は、僕が解説するので、
英語初心者の方でも理解できるようにしてますが、
英語スピーチでの英語学習はわりとお勧めです。

それにはいくつか理由があるんですが、
大きく分けて2つです。

まず、
「ちゃんとした英語が知れる」
ということです。

スピーチで話すということは、
人前で話せるほど綺麗な英語ということです。

故に、英語学習に持ってこいなんですね。

もちろん、ドラマとか映画でもいいんですが、
スピーチは言葉を人に伝えるという前提があるので、
言葉のチョイス含め、洗練された英語が学べます。

そして、もう1つの理由は、
「内容までインプットできる」
ということです。

どういうことか?

この記事で取り上げるのは、
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズが2005年に、
スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。


これは英語スピーチ界で、
トップクラスの有名さを誇るんじゃないかなと思いますし、
誰しも1回は見たことがあると思います。

でも、僕的にはそれだと浅いんですね。

英語から見た内容も理解できてないだろうし、
内容だってほとんどの人は忘れてるでしょう。

彼ほどの偉人が自分の人生から本質を抜粋し、
本当に大事だと思うことを伝えてくれているのに。

ほとんどの一般人は、
そういったことに気付けずに、
死んでしまうはずです。

でも、僕らは彼のお陰で、
彼が何十年と掛かって得た教訓を垣間見て、
それを取り入れることができます。

それを、英語力を上げながら、
やっていこうじゃないかというのが、
このスピーチを題材にする理由です。

ですので、英語を理解し、音読し、
暗唱できるくらいにまでやっていいと思います。

それくらいやって、
なんとなくジョブズの言わんとしてることがわかり、
いつか本当の意味に気付ける時が来るはずです。

「あ、彼が言ってたことってこういうことか」
と。

まぁ、そんなことを考えずに、
単に英語の勉強とだけ捉えてもらってもいいですが、
僕はそういう意味でこれを取り上げています。

で、因みに、英語は詳しく解説するんですが、
注意点として、訳は気にしなくていいです。

一応、訳のスクリプトを載せておきますが、
翻訳という作業は、英語力とは別のスキルです。

だから、ある種のセンスが必要で、
僕らができるようになる必要はないんですね。

大事なのは
「意味を理解すること」
です。

この「意味を理解すること」を、
英語を日本語に直すと思っている人が大半なんですが、
英語がわかるというのはそういうことではありません。

英語と日本語を繋ぐ意味を理解するのです。

別の言い方をすれば、
英語と日本語の間にあるイメージを、
脳内に巡らせるということです。

ただ、そのイメージを一度日本語にすると、
色んな訳に変わってしまう可能性があります。

言語というのは、数学みたいに、
全員の答えが同じになるわけではありません。

だって、例えば、
1+1=2
ですよね。

でも、言語は違います。

人によって、文脈によって、
訳というものは変わってしまいます。

また、その訳は見る人によっても、
解釈が変わってくるでしょう。

なので、変換すればするほど、
ジョブズが伝えたかったことがわからなくなります。

それに、英語上級者になれば、
映画やYouTubeでもいちいち日本語を見るわけでもないし、
全部が全部に訳があるわけでもありません。

よく、巷では、
「英語は英語で理解するべし」
と言われますが、

これは、
「英語で描写していている絵をイメージすること」
なんです。

なので、
「日本語訳がないと、英語の勉強ができない!」
と嘆く人もいると思いますが、
イメージすることに努めてください。

そういう意味で訳は不要ということです。
(一応、書いておきますが。)

勉強の仕方としては、
まず、英語音声で1回見てください。

んで、日本語スクリプトで、
大体の意味を掴んでください。

そこから、1つずつ、
ディクテーションっていう聞き取りをやります。

聞き取りが終われば、意味理解をし、
音読し、最後にシャドーイングという流れです。

僕と一緒にやるのは、
「意味理解」のパートです。

ディクテーション、音読、
シャドーイングは各自でやってください。

それらをちゃんとやると、
普通に英語力が上がっていきますよ。

それでは、いきましょうか。

文字で内容を理解したい人は、訳がここにあります。
【英語スピーチ】スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行ったスピーチ(Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address)の原文&日本語訳

日英字幕付きの動画はこちらです。

この動画の後半にはこのスピーチにある単語で、
重要だと思われる単語が300個まとめられています。

スライドバージョンもあります。

【重要単語まとめ】スティーブ・ジョブズのスピーチ@スタンフォード大学2005年卒業式

スピーチ | 冒頭

下の音声であれば、
今回解説するパートのみになっています。

動画であれば、0秒から54秒までです。

冒頭の英文はこれです。

Thank you. I am honored to be with you today for your commencement from one of the finest universities in the world. Truth be told, I never graduated from college, and this is the closest I’ve ever gotten to a college graduation. Today I want to tell you three stories from my life. That’s it. No big deal. Just three stories.

さて、解説にいきましょうか。

まず、
Thank you.
です。

いきなりですが、
thank youのthankって何か分かってますよね?

「感謝する」という動詞です。

では、Thank you.の言い換えは?

Thank you.と似た意味で、
Thank you.を使っちゃいけない場面だとしたら、
Thank you.以外でどう感謝の意を示しますか?

こういう風に、
1つの意味を色んな角度から掘り下げるのは、
英語力の基盤になっていきます。

色んな単語、難しい単語を覚えるより、
1つの意味を色んな英語で表現する方が伸びます。

では、
Thank you.
の言い換えは?

そう、
I appreciate it.
ってのがあります。

一応、覚えておきましょう。

で、次に、
I am honored
と来てます。

これを日本語にするなら、
「私は光栄です」
みたいになりますかね。

もっと厳密に分解するなら、

私は(I)+存在している(am)+光栄と感じさせられたものとして(honored)

になります。

本当はもっとbe動詞について語りたいとこなんですが、
普通なら、この部分を受動態って感じで片付けて終わりだと思います。

僕がこうやって説明している理由は、
後々、英語を英語の語順のまま理解するのに役立つからです。

普通の英語学習者は、
文全体を見て、意味を調べて、訳を見て、
英語を分かった気になっています。

これが英語学習の落とし穴みたいなところで、
英語を勉強する時は、英語の全文が見えちゃっています。

しかも、制限時間などもありません。

だから、いわゆる返り読みで理解できてしまうんですが、
それで英語がわかっている気になっているわけです。

実際に、返り読みでも理解できているとは言えるのですが、
これで通用するのはリーディングのみです。

とは言っても、
返り読みでリーディングをやっても速く読めないし、
その状態で英語を勉強し続けても意味がありません。

今日から英語に対する考えをガラッと変えて欲しいです。

英語を英語の語順で理解するには、
英語の語順で理解していくことです。笑

これは、運動の世界では当たり前で、
運動には「特異性の原則」というものがあります。

これは何かというと、
「あることができるようになりたかったらそれを繰り返す」
ということです。

例えば、逆上がりを連続で何回もできるようになりたいとします。

現状、1回もできないとしましょう。

ここを大きく分けると、
逆上がりが1回できるようになるまでと、
逆上がりが1回できるようになった後があります。

後者になれば、後は続けるだけで、
まさに特異性の原則通り、繰り返せばうまくなります。

ポイントは、逆上がりが1回できるようになるまで、です。

逆上がりが1回できるようになるには、
コツと筋肉(神経系)が必要になってきます。

なぜ何回もやっているといつの間にかできるようになるかというと、
筋肉が付いて、自分を持ち上げるコツがわかってくるからです。

そのために、最低限の回数と時間が要るってわけ。

で、逆上がりは、
逆上がりをやろうとしているから、
できるようになるわけですよね。

これは英語も同じです。

単にさっきの受動態含め、意味を全体から見て理解してる以上、
英語の語順のまま理解できるようにはなりません。

だから、I am honoredを、
私は(I)+存在している(am)+光栄と感じさせられたものとして(honored)と、訳したわけです。

で、一応、これで文は終わることができるんですが、
ジョブズ自身が足りないと思って付け足してくれています。

それは、
to be with you today
ですね。

このto以下の感覚は、
「私は光栄です」と発言した時には、
どんな理由かは不明です。

もちろん、今回で言えば、卒業式で喋っているので、
大方、なんで光栄かというのはわかるんですが、
イメージ的にはtoで光栄な理由を指し示す感じです。

他にも光栄だとジョブズ自身が思う理由がある中で、
今光栄だと思う理由は「to be with you」ってことです。

つまり、
「いくつかある理由から1つを指して情報を補うため」
にtoが使われているってわけ。

で、with youのwithは「手を繋ぐ」感じです。

したがって、「一緒に」とか「共に」の意味になるわけです。

でももう少し深い理解をすると、
withは「磁石」みたいなものです。

磁石というのは、N極×S極だったらくっつくし、
N極×N極だったら逆に遠ざけようとします。

なので、withは必ずしも、
「一緒に」という意味だけではありません。
(「一緒に」はN極×S極だった場合の話です。)

例えば、
fight with an enemyは「敵と戦う」ですけど、
「敵と一緒に戦う」ではないですよね。

つまり、この時のwithはN極×N極となります。

他の例だと、

I’m so angry with my boss.
(ボスにめっちゃ怒ってる。)

だったら、この時のwithもN極×N極で、
bossを遠ざけようとする力が働いているのです。

これが、withです。

で、todayは「今日」ですね。

ここまでを振り返ると、

私は光栄です(なんで?)→今日あなたと一緒にいれて

となります。

ジョブズはまだ補足してきます。

それは、「どこで?」という情報です。

for your commencementらしいです。

一応、僕らの日本語的に言えば、
便宜上、「卒業式で」という風な訳になりますが、
あくまでこの意味は「開始」です。

ということはですよ、
卒業式の定義がアメリカと日本では違うってことがわかります。

ま、僕は日本の大学すら出てないので、
アメリカのcommencementの実際の雰囲気とかはわかりませんが、
英語の意味を見ている限り、そうだと思います。

卒業というより、開始。

マインドセット的にはそうなってるわけです。

これはジョブズのスピーチを見ればわかりますが、
開始という意味があるからこそ、ジョブズの教訓を授けているのかなと。

で、続いて、forは「向かう」を表す単語です。

ある対象があった時に、
その対象に向かう矢印がforです。

車のナビ的な向きを表すのがforで、
「原因」という対象をforで指すんです。

つまり、forの先にあるのが原因なので、
これは”Thank you for ~~”のforも同じです。

なんでかというと、
forの先にあるのはThank youの対象ですよね。

あなたの何に対して具体的に感謝しているのか、
その原因をforで説明してるわけです。

今回だと、
your commencementの方向に、
forしているわけです。

次は、
from one of the finest universities in the world
と来ました。

fromってのは、
「AからBにぴよよ〜んと漂う感じ」
のイメージです。

強いていうなら、
Aに焦点があり、AからBの過程が感じられます。

ここではちょっとそれがわかりにくいですが、
僕的には輝かしい一流の大学が世界中にいくつもある中で、
その1つをピックアップしている様子を感じます。

実際に、色んな大学からオファーがあったと思いますし。

でですね、この
「one of the 名詞の複数形」
ってのは、

「最も〜なものの1つ」

という訳です。

finestクラスの大学群の1つってわけ。

ofってのは、
「A of B」という形でいつも使われますが、

A:赤ちゃん
B:お母さん

という理解でOKです。

oがおへそで、fがへその緒です。

まだAとBが繋がっている、
AはBから生まれているということがポイントです。

これの繋がっていない単語がoffですから。

へその緒(f)を切ると、2つになりますよね。

offはofとは違い、もう繋がってないことを表します。

だから、
「the finest universitiesから生まれたうちの1つ」
です。

こういう理解は後で役に立つので。

で、面白いのがこのfinestです。

原形は皆ご存知のfine。

「〇〇 is fine」だと、
「良くも悪くもなく許容範囲」という意味ですが、
「fine 〇〇」になると、プラスの意味になります。

だから、ここではプラスの意味ということです。

他にも罰金するとかの意味もあるので、
一度fineの意味を調べてみるといいです。

で、次の問題は、
なぜ、the finest universitiesにtheが付くのかという事と、
universitiesにsが付く理由ですね。

まず、theってのは「特定の1つ」を指します。

だから、ここも特定の1つを表してるんですが、
1つなのにuniversutesのように複数形になっています。

これはもう認識の問題なんですが、
複数形であっても、それをひっくるめて、
1つと認識しているってことです。

The United States of Americaもそうですよね。

Statesがいっぱいあって、1つの国ってことです。

で、この文の最後がin the world。

ここでのポイントはinとtheです。

まず、inを使っている理由は、inが持つ範囲で、
「世界中」を表したいから。

で、世界(world)にはtheが付くことは多いですが、
それはtheが持つイメージを考えれば当たり前ですよね。

1つに特定されている世界は「この世界」だから。

でも、いつもworldにはtheが付くとは限りません。

お菓子で作られた世界とかおもちゃの世界とか、
数ある世界のうちの1つの世界を表す時は、 a worldです。

ふぅ、やっと一文が終わりです。笑

次の文に行きましょうか。

さて、次は、
Truth be told, I never graduated from college, and this is the closest I’ve ever gotten to a college graduation.
という文です。

truth be toldは「実を言うと」という意味ですが、
元は「if (the) truth be told」という形で、これはその略です。

受動態になってるってとこがポイントで、
実は受動態というのは使う場面が限られていて、
受動態になっている理由が必ずあります。

行為者がいないから言えないとか、
あえて言いたくないから受動態にしてるとか。

別にどんな時に受動態になるかは覚える必要はないんですが、
受動態になるのは何かしらの理由があるんだということです。

単に能動態をひっくり返しただけではありません。

それくらいは理解しておきましょう。

ここではなんとなく「婉曲さ」を感じるだけでOKかと。

次はこれです。

I never graduated from college

まずは、neverから。

neverを「決して〜ない」と思っている人は多いかもですが、
この「決して」は「とにかく強調」というわけではなくて、
「いままでで一度も〜ない」という時間的な強調なのです。

単に強いnotというわけではないんですね。

ってか、neverはeverの否定です。

じゃあ、everってなんだ?と。

例えば、

Have you ever been abroad?
今までに海外には行ったことがありますか?

のように、everを「今まで」と訳すと思うんですが、
「今まで」って日本語訳にしないと、
意味がわかりにくくなるからこうなっています。

でも、本当は少し違う。

everの本当のイメージは
「いつでもいいからいつか(at any time)」
です。

Have you ever been abroad?も本当は、
「”いつでもいいからいつか”海外に行ったことがありますか?」
ということで、便宜上、「今まで」となっているわけです。

で、neverはeverを否定しているわけですから、
「時間的に、歴史的に一度もなかった」
ということになります。

fromはさっきに説明したし、
graduate fromは簡単ですね。

単に「〜を卒業する」と知るだけでなく、
fromを感じてくださいね。

後、collegeとuniversityの違いなんですが、
これはネイティブでも曖昧な人もいるくらいで、
どちらも、「大学」を意味しています。

厳密な違いはありますが、
collegeの方が規模は小さいくらいですかね。

で、
and this is the closest I’ve ever gotten to a college graduation
です。

andは繋ぎの言葉ですね。

その後は、

「これ(今の場)は、今まで大学の卒業式に参加した中で、一番(本来の)卒業式に近い」

という意味です。

要は、ジョークですね。

ここはもうそんな説明することはないと思います。

単なる最上級とeverの組み合わせですから。
(everもさっき説明したし。)

ま、強いていうなら、
a college graduationですかね。

“カレッジの”卒業式のように、
graduationの種類を限定してますよね。

さっきは名詞やったのに、
位置を変えただけで品詞が変わりました。

これ、英語の大きな特徴です。

だから、例えば、water(水)とかPDFとかも、
動詞の位置に持ってきたら、動詞になりますから。

次は、
Today I want to tell you three stories from my life.
です。

文頭にtodayを持ってくる理由は、強調です。

今日だけ限定なんでしょうね、
この話をするのは。

で、このwant toは誰もが知ってる形ですが、
wantの後にはingは来ずに、to不定詞しか来ませんよね。

want tellingとはならないってわけ。

なぜか?

このwantみたいな動詞は他にもいくつかあって、
受験の時に語呂合わせで覚えさせられた人もいると思いますが、
この理由はtoに「これから感」があるからです。

正確に言えば、
動詞にも「これから感」があるので、
toと相性がいいのです。

動詞に含まれる意味自体に、
「これから感」が含まれているわけです。

一応、他のも載せておきますね。

agree(同意する)、decide(決める)、expect(予期する)、hope(望む)、want(したい)、promise(約束する)、plan(計画する)、mean(本気でするつもり)、offer(申し出る)、refuse(拒否する)、manage(なんとか〜する、努力して〜を実現する)

こいつらは、全部、to不定詞しか取れません。

「(これから〜することに)同意する」、
「(これから〜することを)約束する」のように、
動詞自体に「これから感」があるので、
これからの権化のようなtoと相性が良いってわけです。

もちろん、逆にingしか取れないやつもありますが、
またそれは機会がある時に話します。

次は素通りしがちなtell。

話す系の動詞は、
他だと、speak、talk、sayがあります。

この中でtellは割と特別で、
他の3つでは作れない文型を作れるんです。

例えば、

①I told them to be here by 7.
彼らに7時までにここにくるように言ったよ。

②You already told me that joke.
その冗談、もう聞いた。

の2つの文型をtellは作れるわけですが、
その理由はtellのイメージによるものです。

tellのイメージは、
「メッセージを発する」
です。

だから、必ずしも人が言う必要がないし、
メッセージの手段が言葉(言語)という制約もありません。

My intuition tells me I should trust the guy.
コイツは信頼に足る男だって、俺の直感が言うんだよ。

故に、tellには「わかる」という意味もあります。

I could tell straightway he was lying.
彼が嘘付いているってすぐにわかった。

さっきの話に戻しましょう。

①I told them to be here by 7.は、
メッセージを渡すことによって(指示して)、
to以下の行為に押して働きかけるパターンです。

②You already told me that joke.は、
メッセージを手渡ししている感じです。

これができるのは「話している内容」に焦点があるから。

ここでは、I want to tell you three storiesのように、
「3つの話(メッセージ)を伝えたい」というわけです。

その話のソースは、from my lifeです。

人生から何をしようかなとピックアップしてる感がありますね。

なぜ?って、fromですから。

次は、That’s it.です。

ここでの意味は、「それだけです。」ということ。

伝えたい内容は3つだけ、それ以上でもそれ以下でもない。
たった3つだけだから、ちゃんと聞いてくれ。

そういう感じですかね。

本当はthatやitについても話したいんですが、
ここで説明しても伝わりづらいと思ったので、
あくまでThat’s it.の説明までにしておきます。

因みに、That’s it.が一番よく使われるパターンは、
「これで終わりです」とか「以上です」と言う時です。

お店で注文を言い終わった時とかにも使えますね。

That’s it for now.(今のところは以上です。)って。

他だと、
自分が何か探していたり、考えていたりした時に、
相手がそれを探したり、言い当てたりすれば、
That’s it.と言えます。

日本語にするなら、「それそれ!」とか、
「それを考えていたんだよ!」とか「それだよ!」みたい感じです。

他は、うるさい時、誰かが騒いでる時などに
「いい加減にしなさい、もうやめなさい!」
という意味で、That’s it.を使うことができます。

なんとなく、That’s it.がわかってきましたか?

そして、いよいよ、ラストスパートです。

No big deal. Just three stories.

“deal”は名詞で「取引」という意味で、
big dealを直訳すると「大きな取引」ですが、
意訳して「重大なこと」となります。

そして、noがあるので、
「それは重大なことではない。」→「たいしたことないよ。」
となるわけです。

最後の、justは「〜だけ」ということ。

justのイメージは「ピッタリ」と覚えておいてください。

例えば、
「このパソコンは5万円ピッタリです!」
と言うと、
「5万円だけ(それくらい安い)」
という意味になりますよね。

3つの話だけ(3つの話ピッタリ)ということ。

因みに、No big deal. Just three stories.は、
“It’s”が省略されていて、これくらいだったらよくあることですが、
英語は基本、文で話すので、そこは注意です。

やっと冒頭が終わりました。

スピーチ | 1stストーリー Part 1

さて、ここからが本題です。

実際に1個目の話が始まります。

内容は、
「点と点を繋げる」
です。

ここは長いので、8パートに分けます。

それではいきましょうか。

動画だと、55秒から1分31秒までです。

The first story is about connecting the dots. I dropped out of Reed College after the first 6 months, but then stayed around as a drop-in for another 18 months or so before I really quit. So why did I drop out? It started before I was born. My biological mother was a young, unwed graduate student, and she decided to put me up for adoption. She felt very strongly that I should be adopted by college graduates, so everything was all set for me to be adopted at birth by a lawyer and his wife.

まず、
The first story is about connecting the dots.
が来ました。

訳は簡単ですよね。

で、まず見たいのが、
The first storyのtheです。

theで馴染み深いのが、
最上級にはtheが付くことですよね。

学校ではそういう風に習いましたよね。

で、theというのは、
「とにかく1つに決まる」
です。

それが常識によるものなのか、
見方によるものなのかは文脈次第ですが、
とにかく1つに決まると。

それがtheです。

最上級にtheが付くのも、
最上級というのは1つしかないから、
自然とtheが付くのです。

もちろん、firstも「一番初め」です。

一番初めってことは1つだし、
そこにtheが付くのは当たり前で、
もっと言えば、firstは最上級です。

beforeと意味が同じ単語であるforeの最上級が、
実は、firstなんですね。

はい、これで、
firstにtheが付く謎が解けました。

The first story isで、
「1stストーリは存在しいている」
ということです。

次は、
about connecting the dots
です。

aboutというのは、
「周り」です。

似たような意味ではaroundがありますが、
aboutはaroundほど輪郭があるわけではありません。

aroundにブラーがかかっているのが、
aboutのイメージです。

要は、
「1stストーリーはconnecting the dotsの周り」
ということ。

aboutによって、
connecting the dotsについての色んな話が、
出てくるってことがわかります。

また、aboutは前置詞なので、
前置詞の後には名詞しかきません。

だって、前置詞は文字通り、
「名詞の“前”に“置”く“詞”」
ですから。

名詞を置くか、
名詞以外の品詞を名詞にするかしないと、
前置詞の後には置けないんですね。

そういう理由で、
connect(接続する)という動詞が動名詞になり、
aboutの後に来てると。

後、やっぱり、ingには、
「躍動感」があります。

実際に、the dotsを、
connectしてきたんだなってことが、
このconnectingから分かります。

で、今出てきたthe dotsなんですが、
さっき「theは1つに決まる」と言いました。

そう言ったが故に、
「dotsって1つじゃないじゃないか!」
と思ったかもしれません。

でも、これも1つなんです。

複数の点をまとめて1つにしてると。

これは、
the United States of America
と同じことです。

あくまで、1つという認識なんです。

アメリカも何十州とありますが、
1つの国として認識されています。

だから、複数と言えど、
theが付くと。

次にいきましょう。

さて、次は、
I dropped out of Reed College after the first 6 months, but then stayed around as a drop-in for another 18 months or so before I really quit.
と少し長いです。

まず、前半の、
I dropped out of Reed College after the first 6 months,
を見てみましょう。

dropのイメージは、
「急にボトンと直線的に落ちる」
という感じです。

今回のdrop out ofは、
「〜を中退する」という意味なので、
比喩的な表現なんですが、

dropのそういうイメージを、
覚えておいて損はないでしょう。

似たようなのでfallがありますから。

続くoutは
「中から外」
という感じです。

で、ofは、A of Bという形で、
Bから生まれたのがAってことです。

oがおへそで、fがへその緒って話しましたよね。

つまり、まだAとBが繋がっている、と。

それらを組み合わせると、
drop out ofは、
「〜から中から外に落ちる」
というイメージです。

当然、
「どこから中から外に落ちたの?」
と疑問が湧くので、
すぐさま説明されています。

Reed Collegeからと。

リード大学とは、
オレゴン州ポートランドにある大学です。

僕も昔、1ヶ月だけいましたが、
ポートランドは良い街ですよ。

住みやすい街に選ばれるだけあります。

次なんですが、
「私はリード大学を中退しました」
と言われたら、
普通、気になりますよね。

いつ中退したの?って。

なので、
after the first 6 months
と来てます。

いや、気にならない人もいるかもですが、
ジョブズが気になる人がいるだろう、
もしくは後で必要だから言っているわけです。

このafterのイメージは、
「後ろからついていく」
です。

A after Bだと、
AがBの後を追いかけるのです。

何を追いかけるの?

当然、「前のもの」です。

例えば、
The police are after him.
だったら、

「警察は彼を追いかけている。」

という意味です。

時間軸の例で言えば、

I’ll do the dishes after the video is over.

は、

「洗い物をする、その前にあるのが、ビデオが終わる」

となります。

だから、
I dropped out of Reed College
の前にあったのが、
the first 6 months
ってことです。

I dropped out of Reed Collegeの時点で、
すでに、前にはthe first 6 monthsがあったと。

つまり、
「入学してから6ヶ月後」
ってことです。

後半は、
but then stayed around as a drop-in for another 18 months or so before I really quit.
です。

まず、butは、
「流れを打ち消す」
です。

なので、前半の文とは、
逆行する意味の文がbut以下に表れます。

よく、but以下が大事って言いますよね。

なぜなら、but以前は、
単なる御膳立てだからです。

伝えたいのは、but以下。

で、普通退学したら、
学校から去りますよね。

でも、butと。

要は、そうしなかったってのが、
このbutだけでわかってきます。

thenは「一時点」です。

ある時間において、
その一点に目を移すイメージです。

で、次のstay aroundのstayは、
「滞在する」という意味ですが、

「動かずにじっとしている」

という感じがします。

なぜなら、stayのstには、
「留まって動かない」
という意味があるからです。

なんとなく、
「スタッ」という感じです。

じっと動かない、
もしくはその場所に留まるイメージが沸くので、
stが付く単語には、建物や安定している状態、
真っ直ぐで頑丈なものの意味を含んでいます。

その1つがstayです。

aroundは、
aboutと似てますが、
「池の周り」です。

ぐるっと一周、
それがaroundのイメージなので、
ぐるりと留まっていたわけです。

as a drop-inのasは、
「同時性(イコール)」
です。

故に、asは、
「〜として」という意味になります。

で、冠詞aというのには、
「この世にものに存在させる」
という働きがあります。

例えば、an appleと言ったら
「ひとつの具体的なりんご」
を想像しますが、

単にappleと言えば、それは
「抽象的な、概念としてのりんご」
であるか、

もしくは、
「液体状になったりんご」
のどちらかをイメージします。

つまり英語においては、
具体的に形を持って存在するりんごは、
冠詞の力がないと想像できないのです。

このように、冠詞aは、
theみたいに1つに特定していないけど、
形を浮かび上がらせているわけです。

で、何を浮かび上がらせているかというと、
drop-inです。

drop-inとは、
ぶらりと立ち寄る人のことを指します。

dropして、inするわけですから、
これのイメージは容易いですよね。

for another 18 months or soは、
「もう18ヶ月間、もしくはそれくらい」
という意味ですが、

forの基本イメージは「方向」で、
時間的な範囲を指す時もあります。

どの範囲かと言うと、
another 18 months or so
です。

anotherってのは、
anとotherですから、
「ほかのもう1つ」
という意味です。

or soのorは、「選択」です。

A or Bなら、「AかBか」。

soってのは、
前の内容を受ける時があります。

I don’t think so.
そう思わない。

これもそうですよね。

前の内容をsoが受けています。
(偶然にも英日で音が一緒ですが。笑)

だから、18ヶ月間、
もしくは、それくらいってことです。

他の18ヶ月、
もしくはそれくらいというもう1つの範囲で、
drop-inとして、stay aroundしてたと。

で、また続きがあります。

before I really quit.と。

beforeは、
「順序関係が前」
です。

beforeは、
for another 18 months or soと、
I really quitの順序関係を表していて、

I really quitの前が
for another 18 months or soです。

つまり、drop-inとして、
18ヶ月間くらい活動してたわけです。

まだまだ続きます。

So why did I drop out?
では、なんでdrop outしたのか?

これは反語ってやつで、
興味を引くためにスピーチなどでよく使われます。

こういう時のsoは、
ホップステップジャンプのジャンプ、
って感じです。

訳は、
「そして」とか「では」になりますが、
イメージはジャンプ。

why did I drop out?は簡単ですよね。

次は、
It started before I was born.
が来ました。

このitを一言で説明するのは難しいんですが、
itには何かしらの共通認識が話者間で薄らとあり、
その認識をitで軽く受けている感じなんです。

例えば、

What is that?
あれは何?

という質問には、
itとthatの2つで答えられます。

What is this?なら、
itかthisのいずれかです。

that、thisは、
何かを「指す」単語です。

その答えに、
That(this) is a can opener.
と答えるなら、
具体的に、缶切りを指しています。

でも、itであれば、
「君がthat(this)と言って指しているのはね」
という一連の状況を「受けている」わけです。

だから、It started before I was born.も、
特定の出来事を指しているのではなく、
そうした一連の状況を受けているのです。

当然、聞き手も、
itが何を受けているのかは、
薄らと分かっています。

そうした一連の状況は、
私が生まれる前に始まった、と。

因みに、
be bornで「生まれる」ですが、
このbornの原形はbearです。

bearは「生を与える」です。

受動態ってのは、
何かしらの意味があります。

例えば、
「誰がやったのかわからない時」
もしくは、
「誰かを言う必要がない時」
とかです。

キリスト教では、
神が人間に生を与えるわけですが、
そんなことは周知の事実です。

だから、あえて言わずに、
「生を与えられた」
と受動態の形を取るわけです。

もちろん、行為者を言わないために、
わざと受動態の形を取っているので、
「誰に与えられた?」とかはないです。

次は、
My biological mother was a young, unwed graduate student, and she decided to put me up for adoption.
です。

biologicalは、
「biology+‎接尾辞”-ical”(〜の)」
です。

さらにわけると、
「biology=bio(生物)+logy(学問)」
になります。

要は、biological motherとは、
「生みの親」のことです。

My biological mother was
実は母は存在していた、と。

be動詞は存在を表しますから。

じゃあ、ここで、
「何として存在していたの?」
という疑問が湧くはずです。

ジョブズは予め答えてくれています。

a young, unwed graduate student,と。

若くて、未婚の大学院生、ですね。

unwedについている、
否定の接頭辞unについて話しだすと長いので、
今回は割愛します。

否定の接頭辞には、inもあるので、
なんで、その2つが否定を表していて、
どういう違いかってのもあるんですが。

それは、また今度。

それに、正直、僕にはgraduate studentが、
大学院生を意味する英語の感性はわかりません。

まぁ、graduateの語源には、
「一歩ずつ進む」という意味があるので、
さらに学ぶという意味があるのかなと。

まぁ、それはともかくとして、
graduateを名詞の前に持ってくると、
名詞を限定する働きに変わります。

要は、形容詞になると。

こっちの方が大事な話で、
英語の品詞ってあってないようなものです。

なぜなら、英語は、
「位置が意味を決めるから」
です。

ただ、それだけのことなんですが、
「graduateって動詞じゃないの?」
とかは気にしなくてOKってことです。

で、次は、and。

このandが来る前に、
カンマが2個ありますよね。

My biological mother was a young, unwed graduate student, and she decided to put me up for adoption.

これは、英語の特徴で、
並列させたい時はカンマで述べていき、
最後にandを持ってくるのです。

並列要素の数に限らず、
カンマで繋ぎ、最後はandです。

で、andってのは、
「(時間的な)流れ」があります。

だから、A and Bは、
「A+B」ではなく、「A→B」です。

つまり、and she decidedは、

若かった、未婚の大学院生だった、
そして、決めたんだ、

っていうことであり、
時間的な流れがあるんです。

で、何を決めたのかというと、
矢印として機能するtoで表しています。

toってのは、欠乏感を補う役目です。

彼女は決めたんだ、でもいいんですが、
「え、何を決めたの?」
って普通、疑問が湧きますよね。

だから、toで何かを指し示すわけです。

何を決めたのかというと、
to put me up for adoption.
とのことです。

putは、
「どこか然るべき場所にポンと置く」
というイメージです。

upは「風船」だと思って下さい。

強いて言うなら、
「風船がある基準から上昇して天井(限界)に近づいていく(あるいは達する)」
というイメージですね。

例えば、

Time is up!

だったら、

時間制限があって、
もう天井(限界)に達しました!
(=時間切れです!)

という意味です。

このようにupは風船なんですが、
別に物理的に上に進む必要はなくて、
風船が天井に近づいていくがごとく、

「どこかに向かって近づいていく」

という様子も表すことができます。

その方向を表す役目は、forですよね。

だから、
to put me up for adoption.
は、

私をadoptionの方向に持って行き、
そこでポンと置かれる

というイメージ。

故に、
「養子に出す」
です。

ジョブズの実母は、
若くて、まだ未婚の大学院生だったので、
ジョブズを養子に出すことにしたわけです。

次は、
She felt very strongly that I should be adopted by college graduates, so everything was all set for me to be adopted at birth by a lawyer and his wife.
です。

まず、前半の、
She felt very strongly that I should be adopted by college graduates,
を見ましょうか。

彼女は強く感じた、と。

何を?って思いますよね。

そういう欠乏感を補うのは、
toかthatなんですが、ここではthatです。

thatには「導く」感覚があるので、
thatで補足を説明すると丁寧に聞こえます。

言葉遣いが丁寧というよりも、
物事の説明を丁寧にしているということです。

だからこそ、こういうthatは、
日本語訳した時にニュアンスに出てこないんですが、
強いて、このthatを醸し出すなら、

「彼女は強く感じたんだよね、“何を強く感じたのかというとね”」

という風になります。

何をの部分は、
that I should be adopted by college graduates,
ですよね。

私(ジョブズ)は、
大卒に養子に出されるべきだということを、
です。

byのイメージは、
「そばに」です。

ジョブズが、
養子に出されるべきだと思う人のそばに、
大卒の人がいるわけです。

これだとちょっとわかりにくいですよね。

例えば、

Tom was killed by Nancy.
トムはナンシーに殺されました。

というのは、

トムは殺された状態だった、
そのそばにナンシーがいた、

ということです。

だから、ナンシーが犯人になりますよね。

行為のそばにいるから、
そこに行為者としての必然性が生まれるわけです。

で、後半です。

so everything was all set for me to be adopted at birth by a lawyer and his wife.

soはさっき話しましたよね。

で、everything。

everyというのは、
allとeachを合体させたような単語で、
どちらかと言えば、eachよりです。

全体を1つと見ているのがallで、
それぞれの個々を見ているのがeachです。

だから、everyってのは、
全体を見ながらも個々に目を向けています。

故に、everyの後に続く単語は単数です。

全体も意識にあるけど、
意識の中心は個々ですから。

everything was all set for meは、
「私にとって全てはちゃんと整えられていた」
です。

なぜそうなるのか?

setは、
「putよりもしっかり置く」
です。

カチッと音が鳴るように置く、
つまり適切な場所に置くのです。

動かない、揺るぎないくらい置く。

さらに、allで強調と。

で、どこに向かって、
everythingはall setされたのか?

私の方向に(for me)です。

その次は、英語お得意のtoです。

toで情報の欠乏感を補足するわけです。

だって、何を整えたかがわかりません。

その答えは、
to be adopted at birth by a lawyer and his wife
です。

at birthは、
「誕生の時点」
です。

atは「点」を表します。

この場合、時間的な点です。

lawyer(弁護士)は当然大卒ですから、
弁護士と彼の妻のそばに養子に出されたんです。

his wifeは弁護士かどうかはわかりません。

ってなわけで、一旦終わりです。

スピーチ | 1stストーリー Part 2

さて、続きを行きましょうか。

続きはこちらです。

動画なら1分32秒から2分11秒までです。

Except that when I popped out they decided at the last minute that they really wanted a girl. So my parents, who were on a waiting list, got a call in the middle of the night asking: “We’ve got an unexpected baby boy; do you want him?” They said: “Of course.” My biological mother found out later that my mother had never graduated from college and that my father had never graduated from high school. She refused to sign the final adoption papers. She only relented a few months later when my parents promised that I would go to college. This was the start in my life.

まずは、
Except that when I popped out they decided at the last minute that they really wanted a girl.
です。

最初のexcept thatは、
意味的にはbutと変わりません。

ただ違うのはthatがあることです。

このthatは「導く」です。

これまでにbutが出てきたら、
but以下が重要なんだって話をしたと思いますが、
このexcept thatも同じです。

要は、これまでの内容が、
お膳立てしているということです。

前回は、
「養子に出されることになった」
で終わってますよね。

その流れと逆行するわけなので、
「予定されたように養子に出されなかった」
ということがexcept thatから分かります。

で、段落を変えているので、
より丁寧に話の流れをわかりやすくするために、
butではなく、except thatが使われています。

次は、
when I popped out
です。

popのイメージは、
ポップコーンのように、
「パッと飛び出す」
という感じです。

outは「中から外」なので、
pop outは、

「中から外に飛び出す(生まれる)」

ということです。

で、ですね、
このwhenみたいなものって、
意味というより標識です。

単に、「それはいつ?」という疑問を、
読み手の頭の中に喚起する働きしかありません。

個人的にはそう思っています。

だからこそ、whenが出てきたら、
「それはいつ?」
という疑問を自分で自答してください。

その後の、
they decided at the last minute
は簡単です。

「土壇場になって言い出した」です。

何を?ってなりますよね。

その理由は、thatを使って、
丁寧に補足されています。

that they really wanted a girl.です。

「本当は、女の子が欲しかったとね。」

あらら、ですよね。

じゃあ、ジョブズはどうなっちゃうのか?

次の、
So my parents, who were on a waiting list, got a call in the middle of the night asking:
を見てみましょう。

なんか難しそうですが、
実際はそんなことありません。

真ん中にあるのは、
カンマ付きのwh修飾ってやつです。

追加の情報を盛り込むために使います。

例えば、これを口語的に訳すなら、

「んでうちの両親、待機リストに載ってたんやけど、夜中に電話が掛かってきて」

みたいになります。

普通のwh修飾とどう違うかというと、
通常のwh修飾はプラスの説明です。

要は、その説明がないとわからないんです。

それに対して、カンマ付きwh修飾は、
より情報をプラスしているということ。

で、カンマ付きwh修飾の中にある、
on a waiting listは大丈夫ですか?

onのイメージは「接触」です。

まさに、待機リストの上に、
名前が載っている感じです。

因みに、waiting listって、
元の形は、list for waitingです。

このforを省略して、
ひっくり返しているわけです。

waiting roomとか、
sleeping bagもそうです。

英語には、前置詞を消すなら、
逆にするというルールがあるんです。

そういうのも一応覚えておいてください。

次は、
got a call in the middle of the night asking:
ときてます。

「真夜中に電話を取った」と。

で、難しいのは、
「このaskingってなんだ?なぜing?」
ってことですよね。

こういう文の作り方は、
中々日本人は慣れていません。

例えば、

I saw your girlfriend getting into a taxi with a nice guy.
(良い感じの男とタクシーに乗り込む君の彼女見たよ。)

と同じです。

これのわかりにくさって、
日本語(の語順)にするからなんですよね。

英語のイメージだと、

「君の彼女見たよ、タクシーに乗り込むのを、ナイスガイと。」

という感じです。

gettingは彼女を説明しているわけですよね。

特に、ingにすることによって、
「乗り込んでいる瞬間」
というの映像が想起されます。

乗り込む一部始終ではありません。

なぜなら、ingには、
「躍動感」があるからです。

この、
got a call in the middle of the night asking:
も同じです。

askingがa callを説明して、
「真夜中に電話があったんだ、まさに聞いてきたんだ。」
というわけです。

そして、:(コロン)です。

コロンはカンマ(,)より長い休止で、
特に具体例や追加の説明を表します。

ここでは、
どんな電話かが説明されるわけです。

“We’ve got an unexpected baby boy; do you want him?” They said: “Of course.”

これは、電話の会話ですよね。

We’ve gotは気にしないでください。

方言みたいなもので、
特に意味はありません。

意味はhaveと同じです。

unexpectedのunは否定なので、
「予想されていない」という意味です。

つまり、
「予想外の男の子の赤ちゃんを授かった」
と。

続いて、;(セミコロン)です。

これはカンマとピリオドの間のような記号です。

全く関係のない文でもないけど、
カンマで繋げるほど、密接ではない。

そんな感じです。

do you want him?は簡単ですよね。

その後の、
They said: “Of course.”
も簡単です。

「彼らは言った。“もちろんです。”」と。

次は長いんですが、
長いだけなので気にしないでください。

My biological mother found out later that my mother had never graduated from college and that my father had never graduated from high school.

My biological mother found out later
実母は後で知った。

find outはfindと違い、
情報を探すという行為です。

findは人やものです。

「実母は後で知った。」と言われたら、
当然、「何を?」って思いますよね。

丁寧にthatで何を知ったのかが示されています。

that my mother had never graduated from college
     and
that my father had never graduated from high school

あえてわかやすいように並び替えました。

これ、並立になってますよね。

つまり、
同じようなことが並んでいる、
ってことです。

母は大学を出ていない、
父親は高校すらも出ていない。

それを後で生みの母は知ったんです。

それを知って、実母どうしたか?

She refused to sign the final adoption papers.

そう、最終契約のサインを拒否ったのです。

このsignって単語は面白いですよね。

この1つの動詞に、
「契約書などにサインする」
という意味が含まれています。

こういうのって、
英語の中に割とあります。

例えば、「体重を測る」はweighです。

だから、英語にすると、
「私自身を測る」
と言わないといけないんですね。

I weigh myself every morning.
毎朝、体重を測っている。

これは、weighに、
“体重を”測る意味が入っているからです。

さて、次は、
She only relented a few months later when my parents promised
です。

前半は、
「彼女(実母)は、やっと数ヶ月後に折れた」
です。

時を表す副詞として機能しているonlyは、
laterと一緒になると、「やっと」の意味になります。

で、そうそう、このa fewってありますよね。

この前、aは、
「この世に形を存在させる」
って話をしました。

変な話、a fewとfewって同じ意味です。

じゃあその使い分けは?というと、
話し手がどう捉えているかなだけです。

aを付けて、数ヶ月と言えど、そこに数ヶ月を感じているのか、
aを付けずにその数ヶ月はないに等しいと思っているのか。

例えば、全財産は1000円です。

この1000円をあると捉えるのか、
ないに等しいと捉えるのかみたいなことです。

言葉は話しての主観が入るのです。

そういう意味で使い分けるんです。

時制とかも全部そうです。

さて、話を戻しましょう。

すると、
when my parents promised
がきました。

whenは「いつ?」ですよね。

彼女はやっと折れた。
  ↓
それっていつ?
  ↓
両親が約束した時

話の流れはこんな感じです。

これだけ聞くと、
「何を約束したの?」
って思いますよね。

もちろん、ジョブズは言ってます。

thatを使って、
何を約束したのかを丁寧に導いています。

それは、
that I would go to college
です。

「私が大学に行くということを」ですね。

wouldもとい、willは、
「意志にエネルギーを使う」
というイメージです。

willがwouldと過去形になっている理由は、
promiseが過去形になっているからで、
こういうのを「時制の一致」って言います。

英語には、
「主節が過去なら、従属節も過去になる」
というルールがあります。

英語のある程度システム的になっていて、
それは他のヨーロッパ言語の特徴でもあるんですが、
その1つとしてそういうルールがあります。

で、最後です。

それは、
This was the start in my life.
です。

This was the start in my life.

これは簡単ですね。

「これが人生の始まりだった。」と。

はい、これで一旦終わりです。

スピーチ | 1stストーリー Part 3

まだまだ続きます。

続きの音声はこちらです。

動画なら2分11秒から2分46秒までです。

And 17 years later I did go to college. But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford, and all of my working-class parents’ savings were being spent on my college tuition. After six months, I couldn’t see the value in it. I had no idea what I wanted to do with my life and no idea how college was going to help me figure it out. And here I was spending all of the money my parents had saved their entire life. So I decided to drop out and trust that it would all work out OK.

さて、一気に時間が経過します。

まず、
And 17 years later I did go to college.
とあります。

andは、
「時間の流れ」
ですね。

17 years laterは、
「17年後」です。

ポイントは、
I did go to college.
のdid(do)です。

普通なら、
I went to college.
で言えます。

でも、あえて、
I did go to college.
と言っています。

なぜか?

前回の話で、
「ジョブズを大学に行かせる」
という話があったと思います。

それが条件でしたよね。

だから、
「私は大学に行ったんだ」
という強調なんです。

厳密な話をすれば、
動詞にはdo型というやつがあります。

do型以外にもあるんですが、
do型にはdoが隠れているんです。

そのdoが、
こういう風に引っ張り出されるのは、
ある種の「強調」ということです。

さて、次は、
But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford, and all of my working-class parents’ savings were being spent on my college tuition.
と長いです。

まず前半をみてみましょう。

前半は、
But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford,
です。

butは「逆行」です。

butの後の、
I naively chose a collegeも、
簡単ですね。

「私は無邪気に大学を選んだ」です。

この副詞naivelyというのは、
「何も考えずに」
という意味合いです。

で、その後はthatで、
どんな大学かが説明されています。

thatは「導く」ですから。

どんな大学かというと、
that was almost as expensive as Stanford
らしいです。

これは、
「スタンフォード大学と学費がほとんど同じくらい高い」
ですね。

なぜ、こういう意味になるのか?

ポイントは、as ~ asです。

1つ目にあるasの語源は、
実を言うと、alsoなんです。

でも、後のasは、
同時性(イコール)のasです。

要は、これは、
「大学は学費が高かった、スタンフォード大学と同じくらい」
ってことです。

で、もう1つ。

asに挟まれる単語は、
ひとたびasに挟まれると、
「基準が一定」になります。

日本語で言うなら、
「高さ」になるんです。

その高さの基準が、
2個目のasの後ろにある単語に、
引っ張られるわけです。

この場合、
スタンフォード大学の学費は超高いので、
スタンフォード大学と同基準になります。

因みに、年間約480万円です。笑

僕も地味に、
アメリカの大学に入ろうと思ってるんですけど、
そこは年間600万円ほどです。

日本に比べたら、全然違いますよね。

そして、後半は、
and all of my working-class parents’ savings were being spent on my college tuition.
です。

まず、
working-class
をみます。

これがworkingと、
ingになっている理由はわかりますか?

それは、
「あくせく働いている感じがあるから」
です。

それがingの持つ力です。

んで、
「-(ハイフン)」で繋がれているのは、
形容詞化するためです。

英語は、ハイフンで結べば、
なんだって形容詞化できるんです。

で、parants’のように、
sの後に「’(アポストロフィー)」が付いているのは、
parantsが複数形だからです。

複数形の所有格は、
語尾の末尾に「’」というルールがあるんです。

次は、
were being spent on my college tuition
を見ましょう。

普通に受動態でもいいんですが、
進行形にすることで、

「一時的にそういう状態だった」

ということがわかります。

それまではそうじゃなかったけど、
そういう状態が進行してたわけです。

一旦、まとめると、
「労働者階級である両親の貯蓄は全て大学の学費に使われた」
ということです。

次は、
After six months, I couldn’t see the value in it.
です。

これは、
「6ヶ月後には、大学に価値を見出せなくなっていた。」
です。

超簡単ですね。

itは大学を受けていて、
その中に価値が見えないわけです。

厳密に言えば、
「年間500万円の価値がなかった」
ってことです。

本当は、seeについても解説したいんですが、
この文ではあまりしても意味がないので、

「seeって物理的なもの以外でも使えるんかぁ」

くらいの理解でOKです。

さて、次は、
I had no idea what I wanted to do with my life and no idea how college was going to help me figure it out.
です。

まず、注目したいのは、
no idea
という部分です。

日本語なら、
普通否定形になると思います。

でも、英語はno ideaのように
「0を使って否定を肯定で表現する」
というような世界観があります。

もちろん、否定形も使われますが、

I have no time.
I have no money.

などのように、0を持つんです。

これ、凄く英語的だなぁと思います。

I have nothing to do.とかもそうですよね。

英語はこういう世界観なんだってこと、
そしてそれを自分の英語に組み込んでいきましょう。

そうすると、
スマートな英語が使えるようになります。

で、次は構造です。

これは、I hadが、
2つの文に掛かっています。

これも、英語らしい。

要は、
並列にして文章を組み立てているわけで、
間の接続詞は、andになっていますよね。

ってことは、
前者の文も後者の文も同じ意味なんです。

前半部分は、
「自分が人生で何をしたかったのかわからなかった」
ですよね。

因みにwhatも感じてくださいね。

私はわからなかった
  ↓
 何が?(what)
  ↓
人生で何がしたかったか

こんな風に理解するようにしてください。

そうすれば、
英語の語順通りに理解できるようになります。

で、文の構造が並列でandで繋がれてたら、
「どうせ、わからなかった系でしょ」
ってのが後半の文を見る前からわかるんです。

こういう理解の良いところは、
仮に後半のfigure outとかがわからなくても、
大方の意味は分かってしまうってことです。

因みに、figure outは、
「何かしら考えて答えを出す」
という意味です。

図形的に考えるという意味の動詞figureと、
「中から外に」でお馴染みのoutです。

それが合体するわけです。

なんとなくイメージしてください。
(句動詞については後述してます。)

んで、これまたhelpも面白い。

helpのイメージは、
「エネルギーを送る」
です。

なんのためにエネルギーを送るのかは、
helpのあとを見てみれば、その答えがわかります。

それが、
figure it out
ですよね。

このitは何かを特別に、
指しているわけではありません。

なぜなら、itは、
「指す単語ではなく受ける単語だから」
です。

なんとなく、
人生で何かやりたいことがなかったこと、
親の全財産を食い潰して大学に通ってることなど、
そうした一連の状況を受けているのです。

そんな状況を、大学を使って、
どのように打破していけばいいかわからなかったと。

てか、大学に入れば、
それがなんとなくわかると思っていたのに、
って感じですよね。

はい、次です。

And here I was spending all of the money my parents had saved their entire life.

And hereとhereが文頭に来てますが、
これは「ここで」という強調です。

こういう副詞を、
前に持ってくるってことは、
それを強調する時です。

あ、このAndは、
前の内容をもちろん踏まえてますよ。

やりたいことがなかった。
  ↓
だから大学に入ったし、
それこそ、高い学費を払って大学に入ったら、
何かしら見つかると思った。

てか、大学って勉強する場所やけど、
結局その勉強が何?って思った。
  ↓
んで、そんな時に、
両親の貯蓄が尽きた。
(お金を使い切っていた。)

こんな感じで、
andには時間の流れがありますから。

そのイメージをしてくださいね。

んで、hereに話を戻すと、
場所の単語を表すのっていくつかありますが、
こういう時のようなイメージもあるわけです。

その辺は日本語と似てますよね。

本文に戻りましょう。

ジョブズはお金を使い切ってしまった、と。

このmoneyの後には、
thatかwhich、いわゆる関係詞が省略されてるんですが、
それがどっちかなんでどうでもいいです。

省略されてるってことは、
大事じゃないってことですから。

省略しても、通じるってことです。

でも、どんなお金かが説明されているので、
どんなお金だったのかを見てみましょう。

それは、
my parents had saved their entire life
と。

あのー、
この文を見て悲しくなるのは、
僕だけでしょうか。泣

それは、この文から、
「頑張って貯めてきた」
ということがわかるから。

もちろん、これは過去の話をしているので、
ここでは過去完了形になっていますが、
完了形自体には固有のイメージがあります。

それは、「臨場感」です。

過去のある一時点まで、
頑張ってsaveしていたってことです。

つまり、ジョブズが大学に入るために、
両親は頑張って貯めていたんです。

スピーチによると、
大学に入学してから半年で貯金が尽きたわけなので、
だいたい、金額にして300万円くらいでしょうか。

ジョブズが生まれて、
養子として引き取ってから17年間、
頑張って貯めてきたわけです。

その両親は、高卒と中卒ですから、
仕事もそんな良いものではないはずです。

あ、一言だけ言っておくと、
「職業には貴賤なし」と言うくらいなので、
あくまで、給料的に良くないってことですよ。

それが半年で無くなった、と。

では、ジョブズはどうしたのか?

それは、
So I decided to drop out and trust that it would all work out OK.
ですね。

soは、
「ホップステップジャンプのジャンプ」
です。

最終的な結論って感じです。

soと言われると、
どこに着地するか気になります。

だって、ジャンプしてますから。

もし、so…で詰まると、
「What?」
ってツッコミが入ります。

でも、ちゃんとジョブズは、
続きを言ってくれています。

「大学を辞めることにした」と。

んで、
and trust that it would work out OK
ときています。

andはもう無視します。笑
(ちゃんと流れは意識してくださいね。)

これは、

trust that it would all work out OK
全てなんとかなるだろうってことを信頼して

ですよね。

ちなみに、andで文が並列になり、
trustはdecidedにかかっています。

信頼することに決めた
   ↓
  何を?
   ↓
  that(こちらです)
   ↓
it would all work out OK

itは、今までの一連の状況ですね。

そうした状況が、
would all work out OK、と。

wouldは時制の一致で過去形になっています。

で、注目すべきは、
このwork out。

workは、
「持っているポテンシャルを発揮する」
というイメージです。

だから、機械がworkするなら、
それは「動く」ということだし、
人なら「働く」ということです。

他だと、プロジェクトとかなら、
進行しているってことです。

そして、そのworkがoutすると。

こういう句動詞って、
形式的に動詞は存在しているんですが、
実際の意味はoutに重きが置かれます。

もちろん、動詞の意味は多少残ってますが、
意味の重心がズレるという現象が起こるんです。

因みに、こういうのは、
「動詞がライトバーブ化する」
って言うんですけど。笑

ルールの名前はどうでもいいです。

だから、句動詞は、
動詞の意味と前置詞由来の副詞の意味との掛け算であり、
意味の比重は前置詞由来の副詞の意味あるってわけです。

まぁ、このwork outは、
「何かしらのポテンシャルが中から外に出てくる」
と思ってもらってOKです。

つまり、
「すべてOKという風になるだろう」
ってことです。

ジョブズは、
それを信頼することにしたわけです。

ネタバレしちゃいますが、
そういう信頼が点と点を結ぶんです。

結構、これ人生の秘訣です。笑

好き勝手生きるってのが、
最近の生き方のトレンドのようになってますが、
ほとんどの人は点と点が結ばれていません。

なぜかって、
点と点を結ぶ意識がないからです。

そういう意識で、
1つ1つの点を歩んでいき、
たまに振り返ると。

だから、過去のことが意味を持つんです。

まぁ、20代の若造が、
人生を語っても仕方がないので、
これくらいにしておきます。

はい、ってなわけで、
Part 3も終わりです。

スピーチ | 1stストーリー Part 4

まだまだ続きます。

続きの音声はこちらです。

動画なら2分47秒から3分22秒までです。

It was pretty scary at the time, but looking back it was one of the best decisions I ever made. The minute I dropped out I could stop taking the required classes that didn’t interest me, and begin dropping in on the ones that looked far more interesting. It wasn’t all romantic. I didn’t have a dorm room, so I slept on the floor in friends’ rooms, I returned coke bottles for the 5 cent deposits to buy food with, and I would walk the 7 miles across town every Sunday night to get one good meal a week at the Hare Krishna temple. I loved it.

一番初めの文は、
It was pretty scary at the time, but looking back it was one of the best decisions I ever made.
ですが、超簡単ですね。

「当時はかなり恐ったけど、振り返れば、それが今までした決断の中で最良の1つだった。」と。

butが出てくる時点で、
前半の文とは逆行するわけですね。

で、looking backは、
「振り返れば」という意味ですが、
これもlookしてbackするんです。

他の句動詞とかも、
全部こんな感じの掛け算です。

他のポイントは、

make a decision
ever

の2つです。

makeのイメージは、
「コネコネして圧力を加える」
という感じです。

例えば、

I made it!
できた!

って言うのは、

粘土をこねるかのように、
頑張って作り上げる

という感じです。

このイメージから、
使役なども捉えることができます。
(使役が出てくれば話します。)

こういったイメージがあるからこそ、
decisionにはdoとかではなく、
makeという動詞が使われるんです。

decisionは考えて考えて、
頑張らないと決められないですから。

もう1つ、everは、
「いつでもいいからいつか」
でしたよね。

別の単語で言えば、
at any timeってことです。

つまり、
「時間軸上の全て」
を表します。

後はですね、decisionsの後ろに、
which、もしくはthatが省略されているんですが、
省略されている以上、どうでもいいです。

口語ではよくあります。

他に省略されているのは、
I ever madeの間にあるhaveです。

これも口語であれば、
起こりうる現象の1つです。

僕的には、
英語のノンネイティブスピーカーであれば、
省略しない方がいいと思います。

そんなに省略が正義とは限らないので。笑

で、ここが、
現在完了形になっている理由は、
わかりますか?

現在完了形ってのは、
過去と現在が繋がっています。

つまり、過去の出来事を、
現在でも感じているということです。

ただ、それだけです。

だから、例えば、

昔失くした財布が、
まだ見つかっていないのであれば、
それは現在完了形である

みたいなことは覚えなくて良いです。

財布を失くして、
まだ見つかってなかったとしても、
どうでもいいと思っているなら、
それは、「過去形」を使って言います。

過去に気持ちを置いてきたら過去、
現在にまで気持ちの臨場感があるなら、
現在完了形を使うということです。

そういった、「臨場感」で、
時制をどう使うのかを決めてくださいね。

ジョブズの場合は、
現在(スピーチ当時)に渡っても、
決断を強いられているはずなので、
現在完了形を使っているんです。

次は、
The minute I dropped out I could stop taking the required classes that didn’t interest me, and begin dropping in on the ones that looked far more interesting.
です。

まず、
The minute I dropped out
が来ました。

これは、
「中退した瞬間」
です。

このminuteは、「分」という意味で、
分ぐらい小さな時間という比喩なわけですが、
minuteには色んな意味があります。

各自で調べると面白いと思います。

因みに、theが付く理由は、
中退した時の共通認識があり、
それが1つに決まるからです。

だって、「その瞬間」って、
どの瞬間かわかりますよね。

逆に、
「the minute S V」という形は、
前の話しか出てきません。

形式として覚えるだけでなく、
文脈上、前の話を持ち出すことなるので、
the minuteとthe付くということです。

次は、
I could stop taking the required classes
です。

これも簡単です。

take a classで、
「授業を受ける」という意味ですが、
takeのイメージはわかりますか?

takeのコアは、
「getよりも弱い力でテリトリー内に取り込む」
です。

特に、目の前にあるようなものを、
ひょいって選ぶような感じです。

だから、take a taxiなら、
目の前にあるタクシーに乗る感じですが、

get a taxiなら、タクシーを電話で呼んだり、
歩いて乗り場まで行く感じになります。

take a classは、まさに、
履修画面から授業を選んでいく感じです。

で、the required classesは、
「必修授業」のことです。

このtheは難しいと言うか、
厳密にカテゴライズできません。

これまで大学の話をしていたので、
前の話からの共通認識だからなのか、

大学生に対して話しているかつ、
大学には必修授業があるもんだという、
常識的な社会認識だからなのか、
どの共通認識かはわかりませんが、
とりあえず1つに決まってます。

そういった複数の必修授業を、
ひと括りにしているからtheがつくわけです。

で、どんな授業かが説明されています。

それは、
that didn’t interest me
らしいです。

このSVOの構図は英語的ですね。

日本人だと、
that I wasn’t interested in
とかにしそうですが、
that didn’t interest me
となっていまです。

SVOの特徴は、
誰がどうしたというのが明確なことなので、
故に関係性が浮き彫りになります。

この関係性を明示したがるのが、
英語の特徴の1つです。
(なんで明示したがるのかは割愛。)

でも、受動態にすると、
関係性をぼやかすことができます。

だから、受動態は、
SVOよりかは使用頻度が落ちますし、
普通はSVOが優先されます。

ここでちょっと、
SVOのイメージをお伝えします。

SVOのイメージは、
「Vが持つ力の伝播」
です。

だから、この場合で言えば、

必修授業が情報のビームを出し、
そのビームがジョブズに当たっていたんですが、
ジョブズはそれに反応しなかった

という感じです。

あの、これ割と、
マジで大事なこと言ってます。笑

よく、日本人は、
その人のことを少ししか知らないのに、

I know you.

って言っちゃう人いるんですが、
このSVOの基本がわかれば、
もうそんなことは言わなくなるはずです。

I know you.も簡単ですよね。

knowの力が、
youに直接影響を与えているんです。

ってことは、
「めちゃくちゃ知っている」
って意味です。

さて、SVOの話は置いといて、
次に行きましょうか。

次は、
and begin dropping in on the ones that looked far more interesting.
です。

andは「A→B」です。

で、beginは、
couldに掛かっているので現在形で、
I couldが省略されています。

andで並列を作り出しているわけです。

何を始めたのかというと、
dropping in on the ones
らしいです。

drop inは「中に落ちる」、
つまり、「立ち寄る」という意味でしたよね。

立ち寄って、on(接触)するわけなので、
the onesにべったり立ち寄るわけです。

このonesは、
classesの言い換えで、
onesとなっています。

これ、日本語でも、例えば、
「さっき、やばい人たちに会って、そのやばい奴らがさぁ…」
って言い換えますよね。

そういう代名詞が英語ではoneで、
ここでは複数形なのでonesです。

後、そうそう、
begin -ingももう少し説明しときましょうか。

まず、beginとstartの違いについて。

これはシンプルに、日本語の「始まる」と、
「開始する」みたいな感じの違いです。

beginの方が相対的には固いですが、
別に使われないってわけではありません。

で、次は、
beginの後はtoにするのか、
ingにするかについて。

ingには、「躍動感」があるので、
そこに連続性が感じられます。

それに比べて、
toは到達を表します。

だから、
begin to drop in on the ones
にすると、

「まだ潜りで受けている」

みたいになります。

どっちかというと、
着手したという感じになるんです。

また、この場合、
助動詞にcouldがあるので、
余計意味不明になります。

なので、ingにすることで、
「実際に潜りで授業を受けていた」
という連続性が感じられるのです。

で、どんな授業かというのは、
that looked far more interesting
ということですね。

far moreは「はるかに」なので、
「はるかに面白そうに見えた授業」
という意味になります。

次は、
It wasn’t all romantic.
です。

itは「受ける」単語なので、
「そういった状況は全部、ロマンティックではなかった」
と。

全部が全部良いことじゃなかったんだよ、と。

はい、どんどんいきます。

次は長いですが、
I didn’t have a dorm room, so I slept on the floor in friends’ rooms, I returned coke bottles for the 5 cent deposits to buy food with, and I would walk the 7 miles across town every Sunday night to get one good meal a week at the Hare Krishna temple.
こんな感じになってます。

まず、
I didn’t have a dorm room,
から。

dormは、
dormitory(学生寮)の略なので、

「学生寮の部屋がなかった」

という意味です。

では、どうしたのか。

so I slept on the floor in friends’ rooms,

これは、
「友達の部屋の床の上で寝た」
です。

これらは全部今までに説明したました。

soは「ジャンプ」、
onは「接触」、inは「中(空間)」、
friends’のアポストロフィーは、
複数形だから最後に付いている。

はい、さらっといけました。

次は、
I returned coke bottles for the 5 cent deposits to buy food with,
です。

僕は世代じゃないからわかりませんが、
「コーラの瓶を返せばお金がもらえる」
というのは日本でもあったと思います。

日本だと、10円ですね。

今で言うと、
ジョブズの行動は、
「空き缶広い」
って感じです。

町中からコーラの瓶を集めて、
それを返して、お金を稼ぐと。

んで、いっぱい返したから、
coke bottlesと複数形になっていて、
the 5 cent depositsも同様です。

1瓶5セントというデポジットを、
ある特定のグループで一括りしてるわけです。

なんか、
今までどれだけコーラの瓶を集めたかみたいな表を、
自分で作っていたとしたら、

その表を、
ぐるっとまとめて認識すると、
the 5 cent deposits
のイメージに近いです。

因みにforは「方向」です。

the 5 cent depositsの方に向かって、
せっせと瓶を返しているイメージです。

その後には、
to buy food with
と続いてますが、

withの後には、本来
the 5 cent deposits
があります。

でも、
繰り返しを避けるために、
省略されています。

故に、withだけ残されています。

それがないと意味が通じません。

次は、
and I would walk the 7 miles across town every Sunday night to get one good meal a week at the Hare Krishna temple.
です。

wouldは、過去の習慣を表し、
「毎日曜日の夜、街中を7マイルを歩いたものだ」
と言っているわけです。

the 7 milesは、
1マイルが7つ集まって、
それを1つにしてると。

例えば、
the Alps(アルプス山脈)もそうです。

アルプスにある山々を、
1つとして総称しているから、
the Alpsとtheが付くんです。

因みに、7マイルは約3キロです。

次は、across townです。

acrossのイメージは、
「十字に横切る」なので、
要は、街中です。

townにaやtheがないので、
世界中のどこかにある街のことじゃないし、
どこか特定の街のことでもありません。

概念的な「街」です。

では、何のために歩いたのか?

それは、
to get one good meal a week at the Hare Krishna temple.
らしいです。

one good mealと、
aではなく、oneが使われているのは、
それだけを表したいからです。

たった1つのまともなご飯のために、
7マイルも毎週夜歩いていたんだ、と。

しかも、haveでなく、getになっているのも、
そこに対して、気苦労が感じられるからですね。

1週間に1回のまともなご飯を食べるためではなく、
1週間に1回のまともなご飯をゲットするためです。

日本語のゲットは、
英語同様の気苦労があるので、
イメージしやすいと思います。

で、最後は、
I loved it.
で終わりです。

これは解説するまでもないですね。

「そうしたこと(it)が好きだった」と。

スピーチ | 1stストーリー Part 5

さて、続きはこれです。

3分23秒から4分2秒までです。

And much of what I stumbled into by following my curiosity and intuition turned out to be priceless later on. Let me give you one example: Reed College at that time offered perhaps the best calligraphy instruction in the country. Throughout the campus every poster, every label on every drawer, was beautifully hand calligraphed. Because I had dropped out and didn’t have to take the normal classes, I decided to take a calligraphy class to learn how to do this. I learned about serif and sans-serif typefaces, about varying the amount of space between different letter combinations, about what makes great typography great.

まずは、
And much of what I stumbled into by following my curiosity and intuition turned out to be priceless later on.
と来ました。

ちょっと長いですが、
And much of what I stumbled into by following my curiosity and intuition turned out
の部分を見てみましょう。

Andは、「流れ」です。

で、much ofと来てますが、
これは「〜の多く」ですよね。

すごくこれは細かい事なんですが、
muchってそんなに大きい量を表すわけではありません。

muchは基本「弱い」です。

だから、大体は、
強調語と共に使われます。

例えば、
Thank you very much.
って言いますよね。

普通、veryだけ取って、
Thank you much.
って言わないですよね。

なぜなら、これだと、
そんな感謝していないことになるので、
soとかveryを付けるわけです。

本当にここで、
「たくさん」を表現したいのであれば、
a lot ofなどの表現を使ってもいいです。

だから、ジョブズ自身からしたら、
めちゃくちゃ多くのことが、
あるわけではないと思います。

ま、muchには
そんな意味があるということで。

次の
what I stumbled into by following my curiosity and intuition
にあるstumbledは、
「よろめく」
って意味ですが、

stumble intoになると、
「よろめいて、inしてtoする」
みたいになるので、

「意図せずに偶然に何かを始めること」

という意味になります。

その後には、
by following my curiosity and intuition
とありますが、

「byは前置詞だから来る」

とか思ったらダメですよ。

いや、文法的には正解なんですが、
それはネイティブスピーカーのルールを、
言語化し、ルール化しただけです。

大事なのは、
「followingのingを感じる事」
です。

followは、
「(後ろから)付いていく」
というイメージなので、

ジョブズが、
「好奇心と直感に付いていっている躍動感」
を感じられるといいです。

じゃあ、次は、
そこにあるbyはなんだ?
って話ですよね。

byのイメージは、
「そばに」
です。

だから、
「意図せずに偶然に何かを始めたことの多く」と、
「好奇心と直感に付いていっている躍動感」が、
「そばに」あったということです。

ま、訳すなら

私が好奇心と直感に従い、
偶然出会ったことの多くは…

になります。

その後の、
turned out
は簡単ですね。

「中から外にひっくり返る」です。

つまり、「分かる」とか、
「明らかになる」って感じです。

では、何が分かったのか?

それは、toで示され、
to be priceless later on.
ってのが続いてます。

意味は、
「後に値段が付けられないことであると」
です。

で、これは僕の小言なんですが、
laterとlater onの違いについて気になる人、
たぶんいると思うんですよ。

この違いって、
正直、ネイティブでも意見が分かれます。

全く同じって言う人もいれば、
later onの方が時間軸的に長いって言う人もいます。

だから、そんな違いはありません。笑

強いて言うなら、
laterよりlater onの方が、
気持ち長いかなくらいです。

あんまりここは気にしてもしょうがないです。

さて、次は、
Let me give you one example:
と来ました。

「1つの例を出させてくれ」と。

letは「〜させる」ってやつで、
使役動詞って覚えている人が多いかと思います。

それこそ、「許す」とかって意味ですよね。

でも、積極的にallowのように許すのではなく、
どちらかと言えば、「拒否しない」という感じです。

ここで言えば、
「私がgive you one exampleすることを許す(拒否しない)」
です。

で、このコロン(:)は、
情報を付加する時に使うやつでしたよね。

「例を1つ出させてくれ」と。

んでもって、コロンもあると。

確実に次は例がきます。

さて、その例は何かというと、
Reed College at that time offered perhaps the best calligraphy instruction in the country.
らしいです。

これは、
「リード大学は当時、おそらく国内最高のカリグラフィー教育を行っていた。」
です。

そんな難しいことはないですね。

perhapsが気になるくらいでしょうか。

perhapsと同じ意味で、
maybeがありますが、
これらは同じ意味です。

確信度的には、
どちらも50%です。

違いは、perhapsの方がフォーマルで、
日本語で言うと、「おそらく」って感じです。

それくらいですかね。

後、背景知識として、
カリグラフィーってなんぞや?
って思う人いると思います。

僕は、カリグラフィーと聞けば、
あるブランドの模様を思い出します。

僕は、そのブランドで、
鞄、財布、コインケース、カードケース、キーケースを、
統一するくらい好きだったんですが、

そのブランドは、
カリグラフィー柄を推しているんです。

因みに、これが、
そのブランドのカリグラフィーです。

この文字にジョブズは魅了されたわけです。

次は、
Throughout the campus every poster, every label on every drawer, was beautifully hand calligraphed.
です。

throughoutは、単に
through(トンネルを通る)と、
out(中から外)なので、
意外にイメージは簡単です。

意味的には、
「throughよりも網羅的」
って感じです。

なので、ここでの意味は、
「大学の全部のポスターや全ての引き出しのラベルなどの至る所」
になります。

それくらい網羅していると。

因みに、everyは、
「全体を見ながらも個々に意識がある」
って言いましたよね。

everyは、
「allとeachを合体させたような単語」
って話です。

個々に意識があるからこそ、
everyに続く名詞はいつも単数なのです。

で、そうした文字たちは、
「美しいカリグラフィーで手書きされていた」
と。

因みに、
hand calligraphで
1つの動詞です。

なんとなく意味はわかりますよね。

次の、
Because I had dropped out and didn’t have to take the normal classes, I decided to take a calligraphy class to learn how to do this.
はこれまで話してきたことの凝縮です。

「中退したから、通常の授業を受ける必要はなかったし、カリグラフィーの書き方を習うために、カリグラフィーの授業を受けることにしたんだ。」
と。

最初にあるbecause、
これは接続詞って言われるやつですが、
接続詞のイメージは全部標識です。

僕の感覚では、
固有の意味があるわけではない気がします。

例えば、becauseを出すことで、
「これから理由がきまっせー!」
というサインを出しているということです。

つまり、
「理由があって、どうなったか」
だけです。

becauseってのは、
原因と結果を結んでいるただの標識なんです。

後、接続詞と言うくらいなので当たり前ですが、
becauseでちゃんと2文を接続させる必要があります。

I decided to take a calligraphy class to learn how to do this. Because I had dropped out and didn’t have to take the normal classes.

このように2文に切ると、
接続できていないので少し不自然です。

意味は通じなくはないけど、
ザ・英語初学者って感じです。

別にやっててもいいですよ、
これを気に抜け出しましょう。

で、他のポイントで言えば、
I had dropped outだけ過去完了形になっているのは、
それが一番時間軸的に過去だからです。

もう少し別の角度から言えば、
「ある時点を起点にその前にさかのぼる」
という意識が過去完了形にあります。

で、ある時点ってどこ?ってのは、
その文中にある過去形のことです。

ここで言えば、
didn’t have to take the normal classes.
の部分です。

その過去の一時点が意識され、
それ以前を表しているのが、
I had dropped out
ってことです。

要は、
didn’t have to take the normal classesの時までは、
I had dropped outの臨場感があったんです。

この辺の感覚は少し難しいので、
わかなければ、一旦スルーしてください。

さて、次は今回のパートの最後の文です。

I learned about serif and sans-serif typefaces, about varying the amount of space between different letter combinations, about what makes great typography great.

最初の、
I learned about serif and sans-serif typefaces,
は簡単です。

これは、
「セルフ書体とサンセリフ書体について学んだ」
ですね。

因みに、learnという動詞は、
studyと似た意味を持っているわけですが、
この2つには明確な違いがあります。

まず、studyは、
「継続的な勉強」を指します。

それに対して、learnというのは、
「知らなかった状態から知っている状態になる」
というある種の習得が感じられます。

don’t knowの状態からknowの状態になる、
それがI learnedということです。

そして、I learnedしたことは、
knowの状態であるってことです。

ジョブズは、まだ他のことも学びました。

それが何かというと、
about varying the amount of space between different letter combinations,
とのことです。

「違う文字の組み合わせ間のスペースの量を変えることについて」
と。

まず、varyは「変わる」という意味ですが、
変わるという単語と言えば、changeがありますよね。

どう違うんだ?って話です。

changeってのは、
「瞬時に大きく変わる」
という感じです。

まさにサナギが蝶になるかのようにです。

一方、varyは、
語源が「多様性」という意味のvarieityと同じなので、
「多様に変わっていく」
というイメージになります。

これは、
まさに月が満ちたり欠けたりするような、
徐々に変わる様子を表します。

違う文字の組み合わせはいっぱいあるので、
それによって色々変えるという意味合いですね。

後、a mount ofは、「〜の量」です。

数えられない名詞の時に使います。

で、これって、
後のマッキントッシュに搭載されるシステムなんです。

今のMacでは、
文字間のスペースが文字ごとに違うのは当たり前なんですが、
マッキントッシュが出る前はそうじゃなかったんです。

全部の文字は同一スペースになっていたんです。

するとどうなるかというと、
文字によって太さや細さが違うのに同じだと、
なんか不格好になっちゃうんです。

その常識をジョブズは変えたわけです。

で、ジョブズはまだ学んだことがあるらしいです。

それは、
about what makes great typography great
と。

本当は英語の繋ぎ方として、
最後のaboutであるこのaboutの前には、
andがあるはずですが、省略されてます。

で、これは、
「素晴らしいタイポグラフィーをより素晴らしくすることについて」
です。

この「make+O+C」のイメージは、
SVOのイメージと同じです。

makeの力がOに伝わり、
そのOがCに変わるというだけです。

これ、ネイティブがめっちゃ使う形式なので。
(日本人は苦手ですが。)

Oをコネコネして変形させ、
それをCに変えることについて学んだわけです。

因みに、タイポグラフィーってのは、
印刷物の文字を美しくみせるために、
文字を適切に配列させる技術のことです。

さっきも言いましたが、
それがマッキントッシュの売りになりました。

はい、てなわけで本パートも終わりです。

スピーチ | 1stストーリー Part 6

どんどんいきましょう。

動画であれば4分3秒から4分36秒までです。

今回のはこれです。

It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can’t capture, and I found it fascinating. None of this had even a hope of any practical application in my life. But ten years later, when we were designing the first Macintosh computer, it all came back to me. And we designed it all into the Mac. It was the first computer with beautiful typography. If I had never dropped in on that single course in college, the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts.

まず、
It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can’t capture, and I found it fascinating.
と来ました。

前半を見ます。

It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can’t capture

前半の中で最初に見たいのは、
It was beautiful, historical, artistically subtle in a way
です。

「ある意味では、それは、美しくもあり、歴史的でもあり、また芸術的な繊細さもあった」
と。

この“ある意味では”ってのは、
日本語でもそうだと思うんですけど、
「ある観点から見たら」ですよね。

ただ、いきなり「ある意味では」と言われても、
「どの意味でだよ!」となりかねないので、
それがどんな意味なのかが説明されています。

that science can’t capture,

はい、これは、
「科学が捉えられないということ」
ですね。

つまり、
「科学が捉えられないという意味では、それは、美しくもあり、歴史的でもあり、また芸術的な繊細さもあった」
ということです。

そして、後半は、
and I found it fascinating.
です。

「そして、それは魅力的だった」
と。

この「find+O+C」ってのは、
ネイティブはすごく使います。

訳的には「OはCだとわかる」ですが、
イメージは、

「直視(find)したら、本質(C)が見えてくる」

という感じです。

まず、SVOになっている時点で、
V(find)がOを直視するわけです。

なぜなら、
SVOは、関係性を明確にする典型的な文型で、
隣り合ってる単語ほどパワーが移るんです。

そしたら、
ポロッと、Oの本当の姿が見えててくる、
つまり、Cが描かれるというわけです。

そんなイメージで、この型を使ってください。

次は、
None of this had even a hope of any practical application in my life.
です。

これ、日本人が嫌いそうなやつですね。

なんとなく避けそうな英文だと思います。笑

要は、
「カリグラフィー が自分の人生で何かの役に立つとか思ってなかった」
です。

まず、None of thisのnoneは、
当たり前ですが、noの亜種です。

何が違うのかっていうと、
noneは単独で使うことができるという点です。

その典型的な例が、
「none of X」なので、
今回もその形で使われてます。

次のevenは強調です。

面白く学んでいたけど、
「見込みすらなかったんだ」
ってわけですね。

どんな見込みなのかというと、
of any practical application
です。

anyは、
「どれでもいいからどれか」
です。

practical applicationであればなんでもいいけど、
それが1つもカリグラフィー にはなかったわけです。

practical applicationを直訳すると、
「実用的な有効性」です。

後に続いてるのは、
in my life
です。

これは、簡単ですね。

「人生において」
と。

はい、どんどんいきましょう。

次は、
But ten years later, when we were designing the first Macintosh computer, it all came back to me.
です。

まず、Butときました。

文の意味が逆境するわけですから、
役に立つみたいなことが話されているはずです。

前半は、
But ten years later, when we were designing the first Macintosh computer,
です。

これは、
「しかし10年後、初代マッキントッシュを設計していた時」
ですが、

whenと出てきた時点で、
「いつ?」
という疑問を自分で喚起させてください。

最初に大事なことが来る英語とは違い、
日本語は最後に大事なことがくるので、
英語初学者は最初をよく聞き逃します。

聞き逃さないためにも最初に注目し、
接続詞があれば、その標識に気をつけると。

接続詞は言ってしまえば、
道路にある「この先工事中」と同じ働きです。

「when」という標識があれば、
「この後に時(場合)がきまっせ」
ってことです。

そして、後半は、
it all came back to me.
です。

これは、
「それは全て、蘇ってきた」
です。

comeのイメージは、
「基準となるテリトリーに近づく」
なので、

色々な状況(特にカリグラフィー)を受けているitが、
自分の元にやってくるイメージをしてください。

もちろん、話によっては、
この“基準”ってのは変わります。

いずれにしても、comeは、
「基準となるテリトリーに近付く」
なので、覚えておいてください。

さて、次の
And we designed it all into the Mac.
は簡単ですね。

「そして、私たちはそれをMacに全て組み込んだ。」
と。

便宜上、itを「それ」と訳してますが、
日本語の「それ」と同じように、
英語のitは具体的に何かを指せません。

何かを受けてるんです。

このitで一番強い要素は、
「カリグラフィー」ですが。

それに、蘇ってきたitを、
Macに組み入れている感じがわかりますか?

intoはまさにそんな感じがします。

だって、例えば、

I jumped into the pool.

にはどんな絵がありますか?

プールに飛び込んでますよね。

だから、これも、
デザインして、intoしたんです。

さて、次は
It was the first computer with beautiful typography.
です。

これは、超簡単です。

「美しいタイポグラフィーを搭載した最初のコンピューターだった。」
と。

withは「磁石」でしたよね。

N極とS極であればくっつくし、
同極同士であれば、反発します。

今回は、N極とS極です。

さて、最後の文です。

本パート最後には相応しい奴がきました。

はい、
If I had never dropped in on that single course in college, the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts.
これです。

でた、仮定法過去完了。

前半は、
「もし、大学を中退してその授業を受けていなければ」
です。

実際は授業を受けていたので、
事実と違う事を話しているわけで、
だから、仮定法を使うのです。

で、なぜそもそも仮定法は時をズラすのか?

その理由を解くためにまずですね、
過去形とか時制について話したいんですが、
過去形や時制っていう名前が悪いです。

だって、過去の話とか、
時の話だって思うじゃないですか。笑

僕ら人間の時の概念ってのは、
距離の概念とイコールです。

また、物理的距離は、
心理的距離もイコールです。

だって、嫌な人が近くにいるのはいやですよね。

キモいおじさんが、
電車で横に座ってきたらどうですか?

いやですよね。

離れたくなるはずです。

では、遠距離恋愛はどうですか?

仮に遠距離恋愛になる以前と、
遠距離恋愛になってから会う頻度が同じだとしても、
距離が遠くなるだけで気持ちも離れてしまいます。

えぇ、僕の経験談です。

当時、僕は京都から名古屋に引っ越し、
彼女は日本からメキシコに留学したので、
地球最大規模の遠距離恋愛をしてました。

ま、それは置いといて、
心理的な距離は物理的な距離に出るし、
物理的な距離も心理に影響すると。

そして、それは言葉にも出るのです。

だから、一般的な過去形ってのは、
時間(物理的距離)が離れているのもそうなんですが、
それと同時に心理的距離も離れているのです。

もし、心理が離れていない、
まさに昨日のことのようだと思えるなら、
それは「現在完了形」を使います。

他の例だと、例えば、
偉い人に会ったとします。

自分の会社の社長にしましょうか。

偶然なりなんなりと社長に会う機会があって、
その時に社長にべったりくっ付きますか?

社長の半径30cm以内に入って喋りかけますか?

しないですよね。

だから、例えば、日本語では、
「よろしかったでしょうか?」
って過去形で言いますよね。

これは日本語では間違いとされていますが、
過去形にすることで一歩引いているんです。

で、これは英語も同じで、
助動詞を過去形にしたりするのも、
これと全く同じ理由です。

各助動詞が持つ意味を過去形にすることで、
意味をよりマイルドにしているのです。

それがまず、1つ目。

この意味をマイルドにするってことが、
仮定法の助動詞が過去形になる理由です。

willをwouldと過去形にすると、
丁寧になるのはそういうことです。

で、仮定法においては、
(ほぼ)ありえないことに対して、
思いを馳せるわけなので、

「そうしたよ!」のように、
力強くwill haveと言うのはおかしいのです。

だって、期待0のことなのに、
そんな力強くコミットしても
「いや、もうできひんやろ。」
ってツッコミが入るはずです。

だから、would haveにして、
「そうしただろうなぁ」
と弱く推量するわけです。

で、2つ目は、
仮定法が時をズラす理由なんですが、
これは仮定法というのが、
「現実じゃない話をするから」
です。

現実じゃない話とは、
いわば、パラレルワールドの話です。

パラレルワードというのは、
時間軸上で離れているのではなく、
虚数軸で離れているのです。

        虚数軸
         ↑
         |
        仮定法
         |
         |
ーー過去形ーー現在進行形ーー未来形→実数軸
         |
         |
         |

だから、
その距離が離れているということを表すために、
仮定法でも過去形を採用しているのです。

故に過去形ってのは、
距離を表す表現なんですね。

ここで言う距離とは、
実数的な距離か虚数的な距離であり、
もちろん心理的距離もです。

ってわけで、時制と仮定法に関しては、
だいぶ理解が深まったと思います。

で、話を戻して、
If I had never dropped in on that single course in college
というのは、

まず、ifがあるので、
「もしってなんだ?」
って疑問が湧きますよね。

そして、その後に、
もしの答えが説明されています。

neverはやりましたよね。

neverはnotとeverってことであり、
everは「いつでもいいからいつか」です。

それがnotなんです。

もうここは大丈夫ですよね。

で、カリグラフィーの授業を受けてなかったらどうしたのか。

それは、後半の、
the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts.
に説明されています。

これは、
「Macが複数の書体やプロポーショナルフォントを持つことはなかっただろう。」
ですね。

この助動詞が、willではなく、
wouldになっている理由はさっき話しました。

単語もそんな難しくないです。

因みに、プロポーショナルフォントは、
均整のとれた間隔のフォントのことです。

はい、本パートもこれで終わりです。

スピーチ | 1stストーリー Part 7

まだ、
1stストーリーすら終わってないですが、
まだまだ続きます。

動画であれば、4分37秒から5分5秒までです。

今回のはこれです。

And since Windows just copied the Mac, it’s likely that no personal computer would have them. If I had never dropped out, I would have never dropped in on that calligraphy class, and personal computers might not have the wonderful typography that they do. Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backward ten years later.

最初の一文はこれです。

And since Windows just copied the Mac, it’s likely that no personal computer would have them.

まず、
And since Windows just copied the Mac
ときました。

andには「流れ」があって、
その流れとは前回を踏まえたということです。

この前半を訳せば、
「WindowsはMacをコピーしただけ」
ってことなんですが、
この接続詞sinceって何か?

sinceは「起点」です。

故に時の話になれば、
「〜から」とか「〜以降」という起点になるし、
出来事の話だと「原因の起点」になるわけです。

でも、原因を一番結びつけるのはbecauseです。

じゃあ、その違いは何かというと、
sinceで述べる理由には「意外性」はありません。

要は、周知の事実です。

つまり、
WindowsがMacをコピーしたのは、
周知の事実だということです。

テック界の当たり前なのかもしれないし、
アメリカあるあるなのかもしれません。

Macが出たと思ったら、
Windowsが似たようなのを出してきたとか。

日本だと、
あんまりそういうイメージはないですが、
アメリカではあるわけです。

で、次のjustは「ピタッ」です。

たぶん、最初の方に言ったような気がします。

安い価格を指して、
「5万円ピッタリ」というと、
安い意味になるように、

英語でも、justには、
「ちょっとだけ」という意味があり、
justを行為に対して使うのであれば、
大したことはしてないってことです。

例えば、

Can I just your cell phone?
ちょっとだけ携帯借りていい?

だったら、「借りる」という行為は、
大したことがないってことです。

そういう意味で、
コピーしただけって言っているわけです。

で、後半は、
it’s likely that no personal computer would have them
です。

「どのPCもMacが搭載したような機能を持たなかっただろう」と。

最初のit’s likelyってのは、
正直、日本語訳にしにくいです。

単にit’s likelyで可能性を表していて、
それをthat以降で説明しているだけです。

なので、強いて言うなら、
その後に続くthat以下の状況を受けてるんです。

likelyなんだよ
  ↓
 何が?
  ↓
それはね(that)
  ↓
no personal…

で、この、
no personal computer would have them
は、仮定法なんですが、
そんなことはどうでもいいです。

前にwouldを説明したように、
「弱い推量なんだなぁ」
くらいで思ってOKです。

themってのは、
Macが搭載した機能のことですね。

つまりですね、
大手のWindowsでさえMacをコピーしただけなので、
Macが出なければ、Mac級のPCはこの世になかったと。

そういう過程の話をしていて、
そこに対して推量しているわけです。

次は
If I had never dropped out, I would have never dropped in on that calligraphy class, and personal computers might not have the wonderful typography that they do.
です。

少し長いですが、
前回の話とかなり重複してます。

逆に意味がわかっているので、
仮定法がどうとかそういうのは無視してください。

僕らが日本語で考えるように、

「大学を中退してなかったら、カリグラフィー の授業に潜らなかっただろうし、PCに彼らが操るような素晴らしいタイポグラフィーは搭載されなかたかもしれない」

を、そのまま英語で言うだけです。

日本語の言葉で考えるんじゃなくて、
イメージを介してください。

そうすれば、勝手に仮定法とかも身に付きます。

最後の、that they doは、
重複が煩わしいので、thet doで省かれてます。

they=(今日の)personal computers
do=have the wonderful calligraphy

前の箇所と意味がだいぶ被ってるので、
あんまり難しくないですね。

次は、
Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college.
です。

「とは言っても、大学在学中にそんなこと考えては出来なかった」と。

of courseは簡単ですね。

まず、
it was impossible
ときてます。

「それは不可能だった」ですね。

それって、何が?

itはある程度の共通認識はあるんですけど、
大体、後でitの認識を情報で補完してくれます。

なんせ、それがコミュニケーションですから。

そう、なので、
何が不可能かはtoで指されています。

to connect the dotsですね。

で、

looking forward
「前を向きながら」

つまり、
「将来を見ながら」
です。

これ、一応分詞構文とかって言うんですが、
英語は説明して貼り付けていくだけです。

だから、実際に、
ingからわかるようにジョブズは、
将来を見ながら考えてたんです。

まぁ、そりゃ考えますよね。

大学中退して
「これからどうしよっかなぁ」
って。

いつ考えてたかってのは、

when I was in college
大学にいた時

です。

whenが来たら、
「いつ?」
って疑問を喚起してくださいね。

最後は、
But it was very, very clear looking backward ten years later.
です。

butは「逆行」です。

難しかったことに対しての逆行なので、
「簡単」ということがわかります。

現に、
it was very, very clear
と来ています。

「それは、めちゃめちゃ簡単だった」と。

え、何が?

だから、説明がされてます。

looking backward ten years later

「10年後に振り返ってみると」です。

さっきのと対比なので、
it was very clear (to connect the dots) looking backward ten years later
のように省略されています。

これは、簡単ですね。

はい、今回は簡単でした。

スピーチ | 1stストーリー Part 8

これが1stストーリーの最後です。

動画であれば、5分6秒から5分32秒までです。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something, your gut, destiny, life, karma, whatever. Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart. Even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.

まずは、
Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.
です。

「繰り返す、前を見据えながら点を結ぶことはできない。振り返ってからでしか、点を結ぶことはできないんだ。」
と。

これはもう簡単ですね。

前に出てきた文と同じですから。

最初のagainは、
「繰り返す」って感じのagainです。

次は、
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
です。

soは、「ジャンプ」なので、
全てを踏まえての結論みたいなものです。

前半は、
you have to trust
です。

「信頼しなければならないんだ」
と。

何を?と疑問が湧くわけなので、
その後は、thatで続きが説明されています。

それは、
that the dots will somehow connect in your future
です。

somehowは、

「some(ほんやり)+how(どんな)」
→方法がぼんやりしている

なので、

「何らかの方法で」

となります。

ってことは、
「点は何らかの形によって将来で繋がるだろうということを」
という風になります。

それを信頼しなければならないんだと。

次は、
You have to trust in something, your gut, destiny, life, karma, whatever.
です。

よくわからないのは、
まず、trust inだと思います。

trustとの違いはなんだ?って感じですよね。

これは、
believeとbelieve inでも同じなんですが、
inがあることで「空間」が感じられます。

だから、somethingという中に、
どっぷり信頼する、信じるってことです。

故に、その人のこと全てなわけです。

で、somethingってなんやと。

それはカンマで続いてます。

「直感、運命、人生、カルマ、その他何であっても」
と。

「なんであっても」というのはwhateverです。

これも一応説明しておきます。

こいつに限らないんですが、
wh-everって形の語、あるじゃないですか。

これらは、基本的には、
その疑問詞のイメージのままなんですよ。

whateverなら、whatのイメージ。

「いつ?」と疑問を喚起するあのイメージです。

でも、やっぱり違うところもあって、
それはもちろん、everによるものなんですね。

例えば、whateverなら、what+everです。

everはやりましたよね。

「いつでもいいからいつか」です。

だから、whateverは、
「なに」と「いつでもいいから」で、

それらを足して2で割ると、
「なんでも」になります。

次は、
Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart.
です。

まずは、
Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence
を見ましょう。

標識のbecauseが来てるので、
「これから理由が来るぜ!」
と言わんばかりに示されています。

そして、いきなり、believingです。

「信じること」と。

「何を信じること?」ってなりますよね。

だから、thatで説明されています。

the dots will connect down the road

これは、
「点が将来繋がるんだということを」
です。

down the roadは比喩みたいなもので、
in the futureと同じ意味になります。

で、そうしたことは、
will give you the confidenceだと。

これは簡単です。

「(あなたに)自信を与えるんだ」です。

でも、まだ続いています。

それは、
to follow your heart
です。

このheartは、
やりたいこととかこころとか、
そういう意味ですね。

「そうしたheartに続くことに」です。

要は、やりたいことをやるって案外不安なので、
そのためには点が繋がると信じろというわけです。

最後は、
Even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.
です。

前半を見ましょう。

前半はこれです。
Even when it leads you off the well-worn path

evenは「強調」です。

itって具体的には指せないんですが、
主には今までジョブズが言って信頼のことですよね。

そうした信頼は、
あなたを導くんだと言っているのは、
it leads youですよね。

どう導くかってのは、
off the well-worn pathです。

offは、見た目からわかる通り、
ofにfが1つプラスしたものですよね。

これまでにofは、
赤ちゃんとお母さんのようなもので、
A of Bというのは、

A:赤ちゃん
B:お母さん

だと解説しました。

だから、ofってのは、
oはおへそ、fはへその緒を表していて、
まだAとBは繋がっているのです。

そのへその緒(f)が切れて、
へその緒(f)が2つになっているのが、
この、offということです。

なので、offは、
「分離している状態」
ってことです。

では、どこから分離して、
あなたを導くというのか。

それは、offの後にあります。

off the well-worn pathです。

wellってのは「よく」で、
wornは「使い古された」です。

その2つをハイフンで結んでいるので、
この単語は形容詞化していることがわかります。

その形容詞がpathを限定しているのです。

つまり、
「よく使い古された道」
です。

日本語的に言うなら、
「レールの上の人生」
って感じですかね。

皆が歩む人生から大きく外れる時でさえ、と。

そんな時でさえ、何なのか。

最後は
and that will make all the difference
です。

「そして、それが全ての違いをもたらす」と。

make a/the differenceは、
「違いをもたらす」というのが直訳で、
「効果を発揮する」とかでもOKです。

はい、ってなわけで本パートも簡単でした!

やっと1stストーリーが終わりました。

スピーチ | 2ndストーリー Part 1

さて、やっと2ndストーリーです。

動画であれば、5分33秒から6分7秒までです。

今回は、これです。

My second story is about love and loss. I was lucky. I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was 20. We worked hard, and in 10 years Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4000 employees. We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier, and I had just turned 30. And then I got fired.

最初の
My second story is about love and loss.
は簡単ですよね。

「2つ目の話は愛と喪失についてです。」
と。

aboutに関してはこれまで話しました。

もう、大丈夫ですよね。

次は
I was lucky.
です。

「私はラッキーだった。」
と。

厳密に言うなら、
「私は存在していた、ラッキーという状態で。」
です。

さぁ、どんどんいきますよ。

次は
I found what I loved to do early in life.
です。

こーゆうの見ると、
難しいと思っちゃう人がいるんですが、
単なるSVOです。

私は、見つけた、何を、なので、
その後に何をの説明があるだけです。

つまり、
「私は人生の早めにやりたかったことを見つけた。」
です。

簡単なんでどんどん進んでいきます。

次は、
Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was 20.
です。

「ウォズと私は20歳の時に、両親の車庫でAppleを始めた。」
と。

ウォズってのは、
もう1人の共同創業者です。

イメージ的には、
アイデアを担当していたのがジョブズ で、
システムを担当していたのがウォズです。

2人の名前は、
同じスティーブです。笑

それは置いといて次にいきましょうか。

We worked hard, and in 10 years Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4000 employees.

最初の
We worked hard
は簡単です。

「一生懸命働いた」
と。

その後は、
「Appleは車庫で2人から始まったのが、10年で20億ドル企業になり、社員も4000人以上を抱えるまでに成長した。」
と。

had grownとなっている通り、
スピーチ時から見て過去の話をしています。

なんせ、Appleの創業は76年ですから、
2005年時点で創業から約30年経っているわけです。

で、創業から10年経った頃、
それくらい成長したと。

そして、そこには臨場感を感じます。

完了形ってのは、
過去、現在、未来の時制に関わらず、
それまでの臨場感が感じられるのです。

だから、過去形ではなく、
「20億ドル企業にまでゼロから成長したんだ」
と完了形で言っているわけです。

後、必要な解説は、
grow from A into Bが、
「AからBに成長する」
ということくらいですかね。

起点と過程を表すfromと、
過程を到達を表すintoなので、
相性が良いに決まってます。

次は
We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier, and I had just turned 30.
です。

前半は、
We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier
です。

finestは最初にやりましたよね。

「私たちは最高の作品であるマッキントッシュを1年ほど前に発売した」
と。

a year earlier

この1年前というのは、
20億ドル企業になる1年前のことです。

日本語で言うなら、
「前年」という感じです。

もし、スピーチ時点から1年前の話なら、
a years agoとかって言うはずです。

それにここでも過去完了形が使われています。

そこから、
過去の一時点(リリース時)まで頑張ってきて、
リリースしたんだってことがわかります。

んで、後半です。

and I had just turned 30

これは、簡単ですね。

「そして、30歳になった」
と。

最後は
And then I got fired.
です。

「その時、解雇された」
と。

getを使うことによって、
突然感を醸し出すことができます。

I got angry.とかも同じです。

ここには、
「怒りたくなかったのに怒った感」
があります。

ですので、同様に、
急にクビにされたんです。

で、ちょっとこんがらがっている人はいると思うんですが、
Appleの創業はジョブズが21歳(1976年)の時です。
(20歳から始めてると思いますが、法人化が21歳です。)

そこから20代はAppleを経営し、
29歳の時にマッキントッシュを発売しました。

そして、30歳の時には、
時価総額は20億ドルを超えたのに、
突然クビにされたわけです。

因みに、このスピーチ時の年齢は50歳です。

まだ、iPhoneも発表していません。

だから、あんまりこのスピーチは、
日本で有名じゃなかったわけです。

今やAppleは、2020年時点で、
時価総額1.6兆ドルの世界一の会社となりました。

いやぁ、凄い。

そのマインドを、
少しでもこのスピーチから吸収したいですね。

はい、ってなわけで、
これで本パートも終わりです。

スピーチ | 2ndストーリー Part 2

さて、Part 2はこれです。

動画であれば、6分8秒から6分37秒までです。

How can you get fired from a company you started? Well, as Apple grew we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so things went well. But then our visions of the future began to diverge and eventually we had a falling out. When we did, our Board of Directors sided with him. So at 30 I was out. And very publicly out. What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.

まずは、
How can you get fired from a company you started?
です。

これは、
「どうやったら自分が始めた会社からクビにされるんだ?」
と。

つまり、
「おかしいだろ!」
ってことです。

get firedには、
「突然感」が感じられますし、

fromは「起点」を意味し、
過程が感じられるってやつですよね。

で、fromの後は、
a company you started
となっています。

companyの後は、
thatかwhichが隠れているんですが、
それはどうでもいいです。

重要ではないってことですから。

この文ってのは、
ある種の問いかけみたいなものです。

故に、
主語が一般的な対象を指すyouになっているし、
companyもa companyとなっています。

特定の会社の話をしてないからですね。

もし、ジョブズが、
「なんで自分がクビになったのか?」
みたいなことを言えば、
the companyになります。

正確には、その後に、
ジョブズは自分のクビになった話をするんですが、
この問いかけは一般的な話をしています。

だから、youとかa companyってことです。

次は、少し長いです。

Well, as Apple grew we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so things went well.

前半は、
Well, as Apple grew we hired someone who I thought was very talented to run the company with me
です。

最初のwellは、
繋ぎの言葉ですね。

「えーっと」とか、
「まぁ」とかそんな感じです。

まず、
as Apple grew
のas。

asは常に「同時性」です。

「Appleが成長した」
ということと同時に何かが起こった、
もしくは何かをしたんです。

何をしたのか?

それは、
we hired someone who I thought was very talented
らしいです。

私たちはある人を雇ったんだ
   ↓
 だれ?(who)
   ↓
能力の高かった人

こんな感じですね。

間にあるI thoughtは、
挿入しているだけです。

このように、
we hired someone who (I thought) was very talented
カッコをつけるとわかりやすいです。

つまりですね、
「Appleが成長するにつれて、私が能力のあると思った人を雇ったんだ」
ってことですね。

ジョブズはまだ情報を補足します。

それは、
to run the company with me
です。

「私と一緒に会社を経営するために」
と。

このrunはいいですか。

「走る」という意味だけじゃないんですね。

イメージとしては、
「回す」とか「回転させる」という感じなので、
「経営する」にまで意味が派生するわけです。

withは「磁石」で、
この場合は、N極×S極です。

後半は
and for the first year or so things went well
です。

「そして、最初の1年間そこらは上手くいったんだ」
と。

andは「時間的な流れ」です。

for the first yearで、
「最初の1年間」です。

「方向」を表すforが、
ある期間の方向を向いている感じなので、
期間という範囲を表すんです。

じゃあ、どの期間かっていうと、
the first yearってことです。

firstにtheが付く理由は話しました。

or soは、aboutと同じで、
「約」とか「そこら」って意味です。

で、things went wellのgo。

goは決して「行く」ではないんですね。

goのコアは、
「基準となるテリトリーから離れる」
って感じです。

だから、この場合は、
「wellのように離れていく」
ということです。

つまり、
「物事は良くなった」
と。

だから、英語で、
「どうなった?」と聞く時は、
How did it go?と言います。

話の主題であるitが、
どのように離れていったかということです。

goは物理的な移動だけでなく、
抽象的なことにも使えるわけです。

んで、もし、
goに「到達を含む方向」を表すtoがあれば、
日本語の「行く」のような意味になります。

次は、
But then our visions of the future began to diverge and eventually we had a falling out.
です。

but thenは、
「しかし、その後」ですね。

butもthenも、
これまでに説明しました。

前半は、
our visions of the future began to diverge
です。

「私たちのビジョンは分かれ始めた」
と。

divergeは「分岐する」です。

これは簡単ですね。

後半は、
and eventually we had a falling out
です。

「そして、最終的に仲違いをした。」
と。

fall outは、
「中から外に落ちる」というイメージなので、
そこから「仲違いをする」となり、

それが、falling outと、
名詞として使われています。

ただ、大事なのは、感性です。

ingには躍動感があるので、
仲違いしている様子を感じましょう。

次は、
When we did, our Board of Directors sided with him.
です。

「私たちが仲違いした時、取締役会は彼側についた」
と。

When we didは、

いつ?(when)
 ↓
仲違いした(we did)

って感じです。

whenが来たら、
「いつ?」と疑問を喚起するようにしましょう。

因みに、didは、had a falling outの省略で、
Board of Directorsは「取締役会」という意味です。

また、このsideは、
動詞として使われていて、
「〜の側につく」
という意味になります。

次は、
So at 30 I was out.
です。

「そして、30歳で、失職した」
と。

soは「ジャンプ」なので、
とりあえずの結論です。

このbe outは、
訳的には色々となり得るんですが、
とりあえずは、

「中から外に出る」

とイメージしてください。

で、at 30と、
前半にこの句が来ているのは、
「強調」です。

要は、
「“30歳で”無職なんだぞ。」
みたいな感じですよね。

Appleの株式の売却で、
お金はあったと思いますが。

次の、
And very publicly out.
は補足です。

「しかも、公然と外された」
と。

ここは簡単ですね。

プラスで情報の補足です。

最後は、
What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.
です。

前半の主語はこれです。

What had been the focus of my entire adult life

このwhatは、
「〜のこと」みたいな訳になるんですが、
基本イメージは「何」です。

何?(what)
  ↓
それは中心だったんだ
  ↓
 何の?
  ↓
これまでの社会人人生

こんな感じです。

had beenとなっているのは、
大学を中退してからクビまでの話だからです。

クビになる時まで、
the focusだったんです。

そうした臨場感が、
それまであったんです。

で、それがどうなったのか?

was goneです。

goはさっきやった通り、
どっかに行っちゃったってことです。

方向とかも示されてないので、
とりあえず、離れて行ったわけです。

んで、後半は、
and it was devastating
です。

「そして、それは衝撃的だった」
と。

itは、
「何かしらの共通する理解」
なので、
何かしらの状況を受けています。

ここでは、主に、
「公にクビにされたこと」
ですね。

それがdevastatingだったんです。

このdevastatingは、
災害とかで使われる言葉で、
「壊滅的な」って意味です。

単に、これを形容詞と覚えるのではなくて、
まさに壊滅的だったことをイメージしてください。

そのリアリティーがこのingにあるからです。

はい、本パートも終わりました。

スピーチ | 2ndストーリー Part 3

さて、Part 3はこれです。

動画であれば、6分38秒から7分3秒までです。

I really didn’t know what to do for a few months. I felt that I had let the previous generation of entrepreneurs down – that I had dropped the baton as it was being passed to me. I met with David Packard and Bob Noyce and tried to apologize for screwing up so badly. I was a very public failure, and I even thought about running away from the valley. But something slowly began to dawn on me I still loved what I did.

まずは、
I really didn’t know what to do for a few months.
です。

「数ヶ月間、何をすべきかわからなかった。」
と。

これっていうのは、もし、
I really didn’t know what.で止まっていたら、
コミュニケーション的に情報不足なんです。

だから、情報を補うために、
「(なにを)するか」
ってことを足しているんです。

情報を足す時に
よく出てくるのはtoなので、
こうなっています。

で、a few monthsも簡単です。

a fewとfewの違いは以前話しました。

aをつけることで、
存在を認めているんです。

たった数ヶ月のことだけど、
それをちゃんと「ある」と認識してるんです。

あると認識するには輪郭が必要なので、
その輪郭を表すのがこのaなんですね。

ただ、それだけのことです。

aは、以前にも説明してるんで、
それも併せてみてください。

次は、
I felt that I had let the previous generation of entrepreneurs down – that I had dropped the baton as it was being passed to me.
です。

I felt thatときているので、
「私は感じたんだ、それって言うのはね」
という感じになります。

thatをつけることで、
説明が丁寧になります。

言葉遣いが丁寧になるというより、
物事の伝え方として丁寧になるということです。

何を感じたのかと言うと、
that I had let the previous generation of entrepreneurs down
らしいです。

「私は、前の世代の起業家を失望させたということを」
と。

letは、「許す」です。

厳密に言うと、
積極的に許すというより、
「拒否しない」です。

つまり、
let the previous generation of entrepreneurs down
というのは、

「前の世代の起業家を許す」、
どうなるのかを許すのかと言えば、
downすることをって感じです。

故に、「失望させた」と。

この場合、若干単語が難しいので、
いまいちピンとこないかもしれませんが、
要は、let me downと同じです。

で、“had let”と過去完了形になっているのは、
feltしたことよりも過去の話だからです。

次は、ハイフンで情報を補足していますね。

まだ、感じたことがあるらしいです。

それは、
that I had dropped the baton as it was being passed to me.
です。

「私に渡されつつあったバトンを落としてしまった」
と。

I had dropped the batonは簡単ですね。

過去完了形になっているのは、
さきほどの文と同じ理由です。

そして、
as it was being passed to me
が繋がっています。

asは同時性を表すので、
「バトンを落としたこと」と、
「バトンが渡されつつあったこと」が、
同時に起こっているだけです。

で、この受動態の過去進行形がポイントで、
まず受動態の過去になっている理由はわかりますよね。

ジョブズがバトンを渡される側だし、
しかも、それは過去で起こっていたからです。

でも、進行形になっています。

進行形になっていると、
一時的にそうなっている感じがあります。

例えば、He is nice.と言えば、
彼はいつも優しいってことになりますが、

今日に限って優しい場合は、
He is being nice today.
という風に言います。

ここから分かる通り、「一時的」なんです。

だから、イメージして欲しいのは、
リレーでバトンを渡している瞬間の感じです。

ジョブズは前の世代からバトンを受け取ろうとし、
それを走りながら受け取ろうとしたら、
うっかり落としてしまったという感じなんです。

そんなニュアンスがあります。

まぁ、そうしたことを、
ジョブズは感じたわけですね。

次は、
I met with David Packard and Bob Noyce and tried to apologize for screwing up so badly
です。

「David PackardとBob Noyceに会って、ひどくしくじったことを謝ろうとした」
と。

David Packardってのは、HPという会社を作って、
ジョブズとウォズはそこで働いた経験があるんです。

で、Bob Noyceは、
シリコンバレーを作った起業家と言われていて、
ジョブズのメンターみたいな人物です。

その2人に、met withしたわけです。

やっぱり単にmeetだけでなく、
met withとなっているのは、
「会って、withするから」
です。

単に会うだけでなく、
withしながら会うと。

故に、「ちゃんと会う」ってことです。

例えば、
「何かについて話し合うために会う」とか、
「ミーティングをする」とかです。

彼らに会って何をしたかと言えば、
and tried to apologize for screwing up so badly
らしいです。

try toは、
「〜しようと試みる」
ですが、

この場合、
実際に謝ることができたかは、
正直、わかりません。

でも、ジョブズは謝ろうとしたんです。

なんでかってのは、
screwing up so badly
が理由らしいです。

これは
「ひどく、しくじってしまったことを」
ですね。

因みに、screw upはスラングで、
「大失敗する」というニュアンスです。

次は、
I was a very public failure, and I even thought about running away from the valley.
です。

最初の
I was a very public failure,
は簡単ですね。

「私はよく知られた失敗した人となった」
と。

次は、
and I even thought about running away from the valley.
です。

これは、
「シリコンバレーから逃げ出そうかとも考えた」
ってことですね。

andは「流れ」」で、
evenは「強調」です。

で、think aboutというのは、aboutが付いてる通り、
about以降のことについて色々考えるってことです。

aboutは、
「ぼんやりとした周り」
ですから。

run away fromも簡単です。

runが「走る」で、
awayが「テリトリーから離れる」、
fromは「起点」なので、

「シリコンバレーから離れて逃げる」

ということです。

ジョブズにとっては、
これが最大の逃げ道だったので、
evenと強調したわけです。

シリコンバレーを代表する起業家なので、
シリコンバレーから逃げ出すことはあり得ないけど、
それさえも考えたというわけです。

最後は、
But something slowly began to dawn on me I still loved what I did.
です。

まずは前半から。

But something slowly began to dawn on me

butと来ているので、
実際には逃げ出さなかったんです。

butは逆行ですから。

something slowly began to dawn on me

これは
「何かがゆっくりと分かり始めてきた」
です。

dawnは「夜明け」なので、
闇から光に明るくなるように、
何かが明るみになるのです。

何が明るみになってきたのか?

それは、その後に説明されています。

I still loved what I did.

「自分のやってきたことがまだ愛していたということが」
と。

Iの前には、
thatかwhichが省略されているんですが、
またまたこれはどうでもいいです。

んで、本当は、
what I didはWhat I had doneです。

本当はそうした方が文法的にはいいんですが、
ジョブズが省略していますね。

とは言っても、
厳密に厳密に守られるわけではありません。

よくあることです。

あんまり気にしないように。

さて、これで本パートも終わりです。

スピーチ | 2ndストーリー Part 4

さて、Part 4はこれです。

動画であれば、7分3秒から7分30秒までです。

The turn of events at Apple had not changed that one bit. I had been rejected, but I was still in love. And so I decided to start over. I didn’t see it then, but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me. The heaviness of being successful was replaced by the lightness of being a beginner again, less sure about everything. It freed me to enter one of the most creative periods of my life.

まずは、
The turn of events at Apple had not changed that one bit.
です。

「Appleでの予想外の出来事は、ほんの少しも影響を与えなかった」
と。

最初のturn of eventsは、
「予想外の出来事」って感じで、
それをtheで特定してますよね。

だから、クビにされたことです。

で、そうした出来事は、
thatを微塵も変化させなかったと。

ではこのthatは何を指しているのか?

文で言うなら、
I still loved what I did
なんですが、

もっと正確に言えば、
「ジョブズの気持ち」
を指すと個人的には思います。

スピーチ中ではMacを発売したとか、
カリグラフィーは美しかったとか、
そういう風な話はしているんですが、
これが好きってことは言ってません。

なぜかっていうと、
これはジョブズが言っているんですが、
人生の全てを失ったと言っています。

つまり、自分のやってきたことは、
人生の全てであり、何かを指すわけでもなく、
そうした気持ちがthatであるということ。

僕はそう思いました。

因みにone bitは「少し」で、
プラスで否定文になっていると、
「少しも〜ない」になります。

次は、
I had been rejected, but I was still in love.
です。

これは簡単です。

「拒絶されてきたけど、まだたまらなく好きだった」
と。

in loveのように、
私が愛にすっぽりなっている感じ、
それをイメージしてください。

この文はそれくらいで十分です。

さて、次の
And so I decided to start over.
も簡単です。

「それに、乗り越えることにした」
と。

start overは、
「やり直す」です。

イメージ的には、overは、
「弧を描いてA地点からB地点(反対側)に移動する」
という感じなので、

もう1回、
スター地点でに戻っていくる、
感じです。

次は、
I didn’t see it then, but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me.
です。

最初の、
I didn’t see it then
は簡単です。

「その時はわからなかった」
と。

I see.は「なるほど」ですよね。

だから、seeには、
物理的な視界だけではなくて、
情報的な視界もあるわけです。

そこも理解しておきましょう。

で、次は、
but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me
なんですが、

butと来ているので、
「何かがわかった」んです。

I didn’t see it thenに対しての逆行ですから。

現に、
it turned out that
と来てます。

これは、
「それはわかったんだよ、それはね」
って感じです。

それって言われても、
なんとなくそのitはわかるけど、
正確にはわからないので、
thatで補足しようとしています。

次はちょっとややこしいんですが、
getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me
こんな感じになっていて、

getting fired from Appleが、
that節内の主語です。

訳は、
「Appleからクビに食らったこと」
ですね。

で、それは、
the best thing
らしいです。

これも簡単ですよね。

最高のことだったんです。

もう後は補足です。

the best thing that could have ever happened to me

「今までで自分に起こり得たであろう最高の出来事だった」
と。

イメージ的には、

最高の出来事だったんだよ
    ↓
 それはね(that)
    ↓
今までに起こり得たであろう
    ↓誰に?
   私に

みたいになります。

次は、
The heaviness of being successful was replaced by the lightness of being a beginner again, less sure about everything.
です。

The heaviness of being successful was replaced

「成功者である重圧は置き換えられた」
と。

replaceってのは、
「re(再び)+place(置く)」なので、
「置き換える」となります。

で、
by the lightness of being a beginner again
と続いています。

「初心者であることの軽快さ」
と。

これ、対比ですよね。

イメージ的には、
「成功者であることの重圧」があって、

そのそば(by)には、
「初心者であることの軽快さ」
があったんです。

それがreplaceされて、
入れ替わったって感じです。

その後は、カンマがあって、
less sure about everything
とあります。

これば、beginnerの補足です。

「全てにおいて、確信が少ない」
と。

要は、無知だからこそ、
当たって砕けることができると。

これは、ビジネスをやってきた人ならわかるし、
僕も19歳で起業したからわかることなんですが、
若い時って、無知だからこそなんでもできるんです。

逆に成功してくると、
新しいことをやる必要がなくなります。

新しいことをやれば、
失敗するかもしれません。

いや、正確には、
イノベーションとか新しいことは、
ある種のギャンブルです。

爆発して何かが生まれるかもしれないし、
悪い意味で爆発することの方が多いです。

だから、成功者であっても、
段々と無難に勝てることしかしないのです。

正確に言えば、「負けないこと」ですね。

生存戦略的に言えば、
それが正解なのかもしれないんですが、
そこに面白さがないとも言えます。

というよりも、
ビジネス的な競争戦略も加味すると、
新しいことをたまには生まないと、
ユニークネスを獲得できません。

でもねぇ、
色々知ってきたり、経験してくると、
良くも悪くも先がわかるんですよ。

儲かることしかないしとか、
儲からないとわかってるからやらないとか。

それに、
「成功者である重圧」
とジョブズが言っている通り、

上場企業とかになってくると、株主がいるので、
自分の好き勝手にできなくなるんです。

これこそ、矛盾みたいなものですよね。

若くて起業する人なんて、
自分勝手にやっていきたいってタイプなのに、
いつのまにか、株主の顔色を伺いながら、
ビジネスをやっていかないといけなくなります。

ジョブズはこれが苦しかったわけですね。

さて、話を戻して、最後です。

It freed me to enter one of the most creative periods of my life.

「それは、私の人生の中で最も創造的な期間の1つに突入させた」
と。

free A to Vってのは、
「私がto Vするために解放する」
ってことなので、
使役的なニュアンスがあります。

もちろん、freeなので、
嫌がってるのにさせるとか、
お願いしてさせるとかではなく、

「我慢して閉じ込められていたことをさせる」

という感じになります。

ジョブズはしがらみ、株主、価値観など、
そうしたことから解放されたわけです。

はい、本パートもこれで終わりです。

スピーチ | 2ndストーリー Part 5

はい、どんどんいきます。

動画であれば、7分31秒から7分58秒までです。

さて、Part 5はこれです。

During the next five years, I started a company named NeXT, another company named Pixar, and fell in love with an amazing woman who would become my wife. Pixar went on to create the world’s first computer animated feature film, Toy Story, and is now the most successful animation studio in the world. In a remarkable turn of events, Apple bought NeXT, and I returned to Apple, and the technology we developed at NeXT is at the heart of Apple’s current renaissance.

まずは、
During the next five years, I started a company named NeXT, another company named Pixar, and fell in love with an amazing woman who would become my wife.
です。

最初は簡単ですね。

During the next five years,

「次の5年間」
と。

Appleをクビになってからの5年間のことです。

で、期間を表すものと言えば、
duringの他に、forもあります。

この違いは何なのか?

例えば、

I did volunteer work during the summer.
I did volunteer work for 3 weeks.

の2つ。

まず、duringの場合は、
「出来事がいつ起こったのか」
ということに注目しているので、
それが「夏」だということです。

それに対して、forは、
「どれくらいの期間続いたか」
ということに焦点があるので、

それが
「3週間続いた」
ってことです。

はい、それだけです。

次も簡単です。

I started a company named NeXT, another company named Pixar,

「私はNeXTという会社を起こし、もう1つPixarという会社も起こした」
と。

こういうのをみると、英語って、
本当に付け足すだけだよなって思います。

日本人がもしこれを英語にすると、
I started a company. The company was named NeXT.
みたいになると思います。

ここまでくるともう王手ですよね。

後は、繋げるだけだし、
文法的に要らない部分を取るだけです。

anotherに関しても、
an+otherなので簡単ですね。

んで次は、
and fell in love with an amazing woman who would become my wife
です。

「んで、素晴らしい女性と恋に落ちて、その女性は私の妻になるであろう」
と。

気付きましたか?

少し英語的に訳してみました。

なんか、段々と簡単に思えてきましたね。

fall in loveの感じ、
この感じも楽勝だし、
withも楽勝です。

whoがan amazing womanを、
プラスで捕捉していく感じも楽勝。

いままで説明してきたことです。

要は、
「素晴らしい女性と恋に落ちたんだよ、その女性というのは…」
みたいな感じです。

で、次は、
Pixar went on to create the world’s first computer animated feature film, Toy Story, and is now the most successful animation studio in the world.
です。

まず、Pixar went onは、
「ピクサーは続いた」です。

このgo onってのは、
線路の上に乗っかって離れていく感じです。

どこまでも続いてく感じですかね。

その後に、
to create the world’s first computer animated feature film, Toy Story,
と続いているので、

これは、

世界初のコンピューターアニメの長編映画である、
トイストーリーを作るまでになった

ということです。

createすることが、
went on(続いた)なので、
「作るようになった」です。

次は、ピクサーの説明です。

and is now the most successful animation studio in the world

「ピクサーは今や世界で最も成功しているアニメーションスタジオになった。」
と。

このスピーチが2005年で、
2006年にピクサーはディズニーに、
74億ドルで買収されてます。

ジョブズはピクサーの50%の株式を持っていたので、
一気に、40億ドル近くも資産が増加したわけです。

実際はディズニーとの株式交換だったので、
ジョブズはディズニーの筆頭株主になったのです。
(当時だと40億ドル分の株式はディズニーの約10%近くです。)

ジョブズがピクサーを始めた時は、
1000万ドルほどの価値でした。

というのも、実は、ジョブズは、
スター・ウォーズで有名なジョージ・ルーカスから、
ピクサーの元となる事業を買ったんです。

それが1000万ドルで、
ピクサーは95年に上場したんですが、
その時の評価額は7億ドルでした。

で、トイストーリーがヒットして、
一気に15億ドルにまで伸びたのです。

最終的には70億ドルと。

まぁそんな背景があるってことです。

最後です。

In a remarkable turn of events, Apple bought NeXT, and I returned to Apple, and the technology we developed at NeXT is at the heart of Apple’s current renaissance.

まず、
In a remarkable turn of events
と来てますが、

これは
「驚くべき展開では」
です。

どんな展開かと言うと、
Apple bought NeXT, and I returned to Apple
らしいです。

AppleがNeXTを買収して、
ジョブズがAppleに戻ったと。

んでしかも、
and the technology we developed at NeXT is at the heart of Apple’s current renaissance.
なんだと。

NeXTで開発した技術は、
at the heartであると。

つまり、中核ですね。

どこの中核かと言うと、
Apple’s current renaissance
ということです。

「Appleの現在の再生期」
と。

これも余裕で、
点と点が繋がってますよね。

というわけで、今回も簡単でしたー!

スピーチ | 2ndストーリー Part 6

さて、Part 6はこれです。

動画であれば、7分59秒から8分26秒までです。

And Laurene and I have a wonderful family together. I’m pretty sure none of this would have happened if I hadn’t been fired from Apple. It was awful-tasting medicine, but I guess the patient needed it. Sometimes life’s going to hit you in the head with a brick. Don’t lose faith. I’m convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You’ve got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers.

まず、
And Laurene and I have a wonderful family together.
ときてます。

これは超簡単です。

「ローレンと私は共に素晴らしい家族である」
と。
(奥さんの名前は日本語読みだと複数あります。)

次は、
I’m pretty sure none of this would have happened if I hadn’t been fired from Apple.
です。

まず、
I’m pretty sure
は、

「非常に確信している」

です。

それだけ聞くと、
「何を?」と思いますよね。

だからその後に説明があります。

それは、
none of this would have happened if I hadn’t been fired from Apple.
です。

これ、仮定法過去ってやつです。

「もし、Appleからクビにされてなかったら、これは起こらなかっただろう。」
と。

仮定法がなぜ時をズラすのか、
どういう感覚で仮定法をネイティブは使っているのか、
そういうことがわかると超簡単です。

次は、
It was awful-tasting medicine, but I guess the patient needed it.
です。

最初はクビにされて最悪だと思ったけど、
色んな会社を立ち上げたり、妻に出会ったりと、
結果良いことに繋がっていったわけです。

それをまさに、
苦い薬として例えているわけです。

「それはひどい味がする薬だった」
と。

それと同時に、
「その患者にはそれが必要だったと思うんだ」
とも言ってます。

因みに、the patientはジョブズのことです。

次は、
Sometimes life’s going to hit you in the head with a brick.
です。

これは、簡単に言うと、
ジョブズが提言する教訓です。

「時に、人生は試練を与えてくる」
と。

今のはだいぶ意訳してますが、
英語に沿って訳すと、
「ブロックで頭を殴られるくらいの衝撃が人生にはある」
と言っているわけです。

だから、
Don’t lose faith.
と続いてます。

「信念を失うな」
と。

辛いこともあるから、
信念を失うなよと。

次はちょっと難しいです。

これです。

I’m convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did.

英語初心者からしたら、
絶叫するような文ですね。笑

ま、順番に、左から見ていきます。

I’m convinced

「私は確信している」
と。

普通、何を?と思いますよね。

すると、thatがあり、
the only thingときています。

つまり、
「それはね、たった1つのことなんだよ」
と。

そう聞くと、また、
「え、たった1つのことって何?」
となりますよね。

だから、thatがあり、
kept me goingと説明が続いてます。

keepのイメージは、
「状態を保つ」なので、
私を保ってるのです。

で、私はどういう状態なのかというと、
「goingしている状態」なので、
結果、そういう私を保ってるということです。

では、
「私をgoingさせてくれた唯一のこと」
は何なのか?

それは、
was that I loved what I did.
です。

これは、
「私は自分がしたことを大好きだったということ」
です。

まぁ、今まで解説してきたことと同じですよね。

自分のしてきたことが好きだったから続けられたし、
それが唯一の原動力だったと確信しているってことです。

次は、
You’ve got to find what you love.
です。

これ、have gotってやつですが、
あんまり気にしなくていいです。

口語ではよくある、
「しなければならない」ですから。

これも簡単ですね。

「あなたが愛することを見つけないといけない」
と。

最後は、
And that is as true for your work as it is for your lovers.
です。

これ一見難しそうですよね。

いわゆる、as~asなんですが、
前半のasの原型はalsoです。

で、後半は「同時性」のasです。

つまり、前半は、
「それは仕事にとって真実である」
だとわかりますよね。

1つの目のasを、
alsoに置き換えたらいいので。

因みに、thatが指すことは、
「好きなことをやれってこと」
です。

要は、ジョブズからしたら、
仕事の本質は好きなことをやれと、
それ以外はナシという感じです。

2つ目のasは、同時性であり、
it is for your loversと来てます。

ここで賢い人ならピンと来るはず。

それは、
it isの後にtrueが隠れていること、
また、相似であることです。

なんかas~asが難しくさせてますが、

that is true for your work
it is (true) for your lovers

この2つが同じ(相似)なだけなんです。

恋人は好きな人であるのと同じで、
仕事もそうじゃないといかんよと。

ただ、それだけです。

はい、本パートも終わりです。

スピーチ | 2ndストーリー Part 7

さて、Part 7はこれです。

動画であれば、8分27秒から8分54秒までです。

Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. And don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking. Don’t settle.

まずは、
Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work.
とあります。

前半の
Your work is going to fill a large part of your life,
は簡単ですね。

意味は、
「あなたの仕事は満たす、人生の大部分を」
です。

ここはスッといけるはずです。

そして、
and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work.
でダメ押しです。

「で、本当に満足するための唯一の方法は、自分が素晴らしいと思う仕事をすることです」
と。

これ、わかりにくいんですけど、
まず、主語と動詞はわかりますよね。

the only way to be truly satisfiedが主語で、
isが動詞です。

因みに、the onlyのonlyに、
theが付くことが多いのは1つだからです。

唯一というのは文字通り1つです。

ただ、theが付かない時もあって、
それはもちろん1つじゃないからです。

例えば、

He is an only child.
彼は一人っ子です。

だと、theではなくanです。

なぜか?

それは、一人っ子は他にもいるからです。

で、
「本当に満足するための唯一の方法はすることである」
と。

当然、何を?ってなりますよね。

だから、whatと来ています。

what you believe is great work

これは、you believeにカッコをつけるとわかりやすいです。

こういう文って、
そのまま訳せばいいんです。

本当に満足するための唯一の方法はすることである
the only way to be truly satisfied is to do
    ↓
   何を?
    ↓
何を?って言うのは(what)
    ↓
あなたが素晴らしいと思う仕事だよ(you believe is great work)

こんな感じなんですね。

もし、腑に落ちないなら、
もっとwhatを使った例文を色々見ていくと、
だんだん分かってくると思います。

単に慣れてないだけなので。

次は
And the only way to do great work is to love what you do.
です。

これは、
「そして、素晴らしい仕事をする唯一の方法は、自分のすることを愛することです」
です。

で、これはさっきの話を掘り下げています。

満足するためには?
  ↓
素晴らしい仕事をすること
  ↓
素晴らしい仕事をするには?
  ↓
自分のすることを愛すこと

文法的な話はさっきと同じですね。

どんどん次にいきましょう。

次は
If you haven’t found it yet, keep looking.
です。

「もし、まだ見つけていないのなら、探し続けろ」
と。

このyetなんですが、
yetとかも単なる強調です。

「見つけてないのなら」でもいいんですが、
「“まだ”見つけてないのなら」と強調しているんです。

「この後に及んでまだ見つけてないのか!」
とまでは言いませんが、
そこそこの急かしが感じられます。

後半にあるkeepは
「状態を保つ」でしたよね。

lookingという状態を保つんです。

ただ、それだけです。

次は、
And don’t settle.
です。

「落ち着くな」
と。

ここからも先ほどのyetの感覚が分かります。

チンタラするなよってことを言いたいわけです。

次は、
As with all matters of the heart, you’ll know when you find it.
です。

「心の問題全てと同様に、見つけたらわかる」
と。

ここでの心の問題は、愛ですね。

好きな人ができた時に、
「あ、この人のことが好きだ!」
と分かるのと同じだと言いたいわけです。

で、最初のas withは、
「同時」と「磁石(ここではN極とS極)」なので、
「同様に」となるのはわかりますよね。

心の問題を引っ提げてることが、
「itを見つける時に分かる」ことと同時にあるんです。

難しく考えたら負けです。

イメージしてくださいね。

次は、
And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on.
です。

これは
「素晴らしい関係と同じで、時間が経つにつれて、良くなっていくんだ」
です。

仕事も人間関係とか恋愛と同じで、
時間が経つにつれて、好きになっていくと。

因みに、likeは「〜のように」ですが、
asの「〜のように」とは違いますからね。

asは「同時」、
つまり「イコール」なんですが、
likeはあくまで近似です。

んで、anyは、
「どれでもいいからどれか」
ということです。

つまり、
「どんな素晴らしい関係でもいいんだけど、
そういった関係と似ているんだよね」
と。

このbetter and betterも、
andが「時間的な流れ」だと理解できていると、
簡単にイメージできると思います。

betterになってbetterになってbetterになる。

その流れを繰り返す感じです。

後半のas the years roll onのas、
このasはもちろん「同時」です。

数年という1つの塊が、
転がっていくのと同時ってこと。

roll onのonは、
「線上」のイメージです。

道や線の上で続いていく感じ、
roll onだと、コロコロ続いていく感じ、
それをここから感じていださい。

最後の2文はダメ押しです。

So keep looking. Don’t settle.

ホップステップジャンプのジャンプで、
「探し続けろ、落ち着くな」
と。

はい、本パートも簡単でした!

スピーチ | 3rdストーリー Part 1

さて、やっとこさ3rdストーリーです。

動画であれば、8分55秒から9分38秒までです。

My third story is about death. When I was 17, I read a quote that went something like: “If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.” It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

まず、
My third story is about death.
です。

これは超楽勝です。

「3つ目の話は死についてです」
と。

aboutがあるんで、
死にまつわる感じがありますね。

次は少し長いです。

When I was 17, I read a quote that went something like: “If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.”

まずは、
When I was 17, I read a quote that went something like:
です。

「17歳の時、ある引用を読んだ、それはね、こんな感じで言ってたんだと」
と。

thatの感じはもう十分でしょう。

「引用文ってのはね」
と丁寧に説明しているわけですね。

注目すべきはこのwent。

詩とかストーリーとかでgoが使われると、
「言う」という意味になるんです。

もちろん、goが持つ、
「テリトリーから離れる」
というイメージの派生です。

言葉が詩や物語から離れると。

まぁ、実際に言っているわけでもないし、
話してるわけでもないし、語ってるわけでもないので、
sayとかtalkとかsayと言わないのも納得です。

じゃあ、動詞を何にするか?

そこで、goが出てくるわけです。

で、something likeはそのままです。

「like以降みたいな感じ」
と。

だから、コロンで補足されます。

“If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.”

前半の
If you live each day as if it was your last,
は、

「もし人生の最後であるかのように1日1日を生きるなら」

です。

まず、eachってのは、
everyと違って、個々に意識があります。

1つ1つを見ているんですね。

で、as ifは仮定法です。

2択(if)と同時(as)のコラボです。

つまり、
「もし(if)〜であったらそうするように(as)」
ってこと。

実際はそうではないことなので、
反事実の話、つまり仮定法ということ。

仮定法は現実じゃないことなので距離を感じ、
その証拠に距離を表すwasがありますよね。

因みに、wasではなくwereが正式なんですが、
今はwasの方が好まれることがほとんどです。

wereは昔の名残なので、
フォーマルに感じられます。

故に、if I were, …(もし君だったら)と、
人にアドバイスをする時は丁寧にする必要があるので、
この場合は、wereが使われることが多いです。

だって、人様にアドバイスをするわけなので。

後半は、
someday you’ll most certainly be right.
です。

「いつか、確実にそうなるよ」
と。

mostは強調なので、
the mostとかにはなりません。

1つに決まってないから当然ですね。

certainlyは「確実に」です。

で、この引用文は、
まさにその通りの意味ですよね。

「1日1日を今日が最後かのように生きてたら、本当にその通りになるぜ」
と。

さて、ジョブズは、
それを読んでどう思ったのか?

その次に書かれています。

It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”

前半を一気にいっちゃいましょう。

It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself:

「それは私に影響を与えて、それ以来の33年間、毎朝鏡を覗き込み、自分に問うてきた」
と。

まず、make an impression onで、
「〜に影響を与える」なんですが、
makeは「コネコネする」です。

影響や印象をコネコネして作り、
それを自分の上にonする感じ。

この感じをイメージしてください。

で、sinceはある時の時点から以降を指し、
thenは時間軸のある一時点を指します。

thenが引用文を読んだ時で、
sinceがそこから以降を指しているわけです。

for the past 33 yearsも簡単ですよね。

方向を表すforが時の範囲を示し、
theが付いて、特定のグループを1つに認識すると。

特定の1つのグループってのは、
past 33yearsです。

スピーチ時点のジョブズは50歳なので、
17歳から、33年間ということです。

で、
I have looked in the mirror every morning and asked myself:
も簡単です。

現在完了形になっているのは、
その時から、スピーチの朝までやってきたからで、
look inは覗き込む感じです。

よく映画のシーンとかでもありますよね。

自問自答している感じのあれ、です。

inってのは空間、深さがあるので、
日本語でも覗き込むって言うのと同じです。

実際、鏡は平面なんだけど、
鏡に写る自分の内部を見てるわけです。

mirrorにtheが付いているのは、
「みんなが想像するmirrorのイメージが1つに決まっているから」
です。

他は簡単ですね。

次は実際の問いかけ文です。

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”

「もし、今日が自分の人生の最後の日だとしたら、今日やろうとしていることはしたいことなのか?」
と。

これも仮定法です。

仮定法や仮定法のwereの話も、
もうすでにしたので、簡単だと思います。

因みに、 be about toは、
「まさに~しようとしている」の意味です。

beは存在で、aboutは周り、
toは到達とか指し示す矢印なので、
なんとなくその感じがわかりますよね。

例えば、
The train is about to leave.
であれば、

電車がどこかの周りに存在してて、
それをtoで場所を示している感じです。

これは抽象的な話なんですが、
電車がleaveの周りにいる感じがあり、
電車がleaveに触れると、発車します。

でも、まだabout、
つまり電車は周りにいるので、
「〜しそう」ということです。

さて、次が最後です。

And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

「その答えが連続で何日も続くのであれば、何かを変える必要があると思う」
と。

wheneverは、
when+everです。

「いつ」と、
「いつでもいいからいつか」を足して、
2で割ってみるといい感じになります。

つまり、「いつでも」です。

for too many daysはわかりますよね。

tooは強調で、
「あまりにも多くの日数」
ということです。

in a rowのrowは列なので「列の中で」、
つまり「連続して」となります。

後半はこれ。

I know I need to change something.

「私は、 I need to change somethingをわかる」
と。

何か変えないとねってことです。

はい、というわけで、
3rdストーリーの初回も簡単でした!

スピーチ | 3rdストーリー Part 2

さて、3rdストーリーのPart 2です。

動画であれば、9分39秒から10分12秒までです。

Remembering that I’ll be dead soon is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything – all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure – these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.

まずは、
Remembering that I’ll be dead soon is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life.
です。

少し長いですね。

最初に、rememberingと来てますが、
それだけ聞くと「なにを?」となりますよね。

だから、thatで、
「それはね」と説明されています。

何をrememberingするのかと言えば、
that I’ll be dead soon
らしいです。

「すぐに死ぬということを」
と。

自分がすぐに死ぬということを、
覚えていることが何なのか?

その答えは、
is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life.
です。

自分がすぐに死ぬということを、
覚えていることは、「存在している」と。

どんな風にかというと、
the most important tool I’ve ever encountered
とのことです。

これは、
「私が出会った中で一番重要なツール」
という意味です。

死を意識することは、
非常に重要なツールらしいです。

でも、何のためかがわかりません。

だから、まだプラスで補足されています。

それは、
to help me make the big choices in life.
です。

「人生で大きな選択をすることを手助けするために」
と。

何か重要な決断に迫られた時に、
死を意識していることが良いらしいです。

でもって、え、なんで?って思いますよね。

なので、当然、
その後に、理由があります。

Because almost everything – all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure – these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important.

理由に相応しいbecause。

これは、単なる標識でしたね。

つまり、
「これから理由が来るぜー!」
っていう標識です。

で、今回はやたらと主語が長いです。

almost everything – all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure – these things

ハイフンは、「つまり」って感じです。

日本語にすると、
「すべてのこと、つまりすべての外部の期待、すべてのプライド、恥ずかしさや失敗から来るすべての恐怖、これらのことは」
という感じです。

こうしたものが何なのか。

これらは僕らがいつも感じていることですよね。

こうしたことが、
just fall away in the face of death, leaving only what is truly important.
なんだと。

fallは「落ちる」、
awayは「離れる」なので、
これは簡単ですよね。

前半を訳すと、
「死の直前では全て剥がれ落ちるんだ」
となります。

死ぬ!ってなった時は、
恥ずかしさとか恐怖とか期待とかプライドとか、
どうでもよくなるんだよってことですよね。

で、ジョブズはさらに付け足しています。

leaving only what is truly important.

「本当に大事なことだけを残して」
と。

これ、分詞構文とかって言うんですが、
leavingのingだけ感じられればOKです。

leavingの躍動感を、ですね。

どんな風に死ぬかの想像はお任せしますが、
大切なことに思いを馳せている感じをイメージしましょう。

後、このonlyって、
notとかでも同じことが言えるんですが、
効果を発揮するのは右側だけですから。

この場合なら、
what is truly importantがonlyと。

全て剥がれ落ちると言っておきながら、
leaving onlyで「〜だけ残るんだよ」みたいなやり方は、
貼り付ける英語特有な表現だなぁと思います。

何回も言いますが、
分詞構文とか気にしなくてOKですよ。

次は、
Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.
です。

これもさっきと同じことを言っています。

「死ぬことを覚えているのは、
何かを失いたくないという考えの罠を避けるために、
私が知る中での最善の方法だ」
と。

そんな難しくないですよね。

さっきと一緒ですし、
前置詞とかも全部解説してますから。

強いて言うなら、
言っていることの補足ですかね。

要は、人間って、
何かに挑戦しようとする時に、
必ず負の感情に襲われるんです。

だから、そもそも、死ぬと意識していたら、
その負の感情なんて怖くなくなると。

ある意味、この状態になると、
達観しているとも言えますね。

死んだら良い意味で、
どうでもよくなるやんと。

そんなビビって何があんの?って。

そういうことを言いたいんだと思います。

どんどん進んでいきましょう。

次は、
You are already naked.
です。

これは、
「もうすでに君はありのままなんだぜ」
です。

つまり、ジョブズが、
さっき人間の洗脳みたいなものを解いたので、
もう怖いもんなしだということです。

そして、最後は、
There is no reason not to follow your heart.
です。

「心に従わない理由なんてない」
と。

There is no reasonは、
簡単ですよね。

「no reasonがある」わけなので、
「理由はない」と。

こういう英語特有の、
0を持つ感覚を身に付けたいところです。

0を持つことで、
肯定形でシンプルに言うことができますから。

英語らしいですね。

で、どんな理由がないかと言えば、

not to follow your heart
心に従わない

という理由がないのです。

このnotはさっきの話しましたが、
notより右側がnotなんです。

to follow your heartがnot。

この感覚ってめちゃ大事で、
例えば、

I am not a student.

という文があれば、

「私は学生ではない」

ってことじゃないですよ。

厳密に言えば、

「私は存在しているんだけど、学生ではなくてね」

ということです。

このnotのnot以降を否定する感覚は、
英語をスッと理解する時に役立ちます。

I am not a student.くらいのシンプルであれば、
あまりこの効果がわからないかもしれませんが、

英語が高度になるにつれて役立ちますので、
以後お見知り置きをという感じですかね。

はい、本パートも終了です。

スピーチ | 3rdストーリー Part 3

Part 3にいきましょう。

動画であれば、10分13秒から10分56秒までです。

さて、本パートは少し長いです。

About a year ago I was diagnosed with cancer. I had a scan at 7:30 in the morning, and it clearly showed a tumor on my pancreas. I didn’t even know what a pancreas was. The doctors told me this was almost certainly a type of cancer that is incurable, and that I should expect to live no longer than three to six months. My doctor advised me to go home and get my affairs in order, which is doctor’s code for prepare to die. It means to try to tell your kids everything you thought you’d have the next 10 years to tell them in just a few months. It means to make sure everything is buttoned up so that it will be as easy as possible for your family. It means to say your goodbyes.

まずは、
About a year ago I was diagnosed with cancer.
です。

「約1年前にガンと診断された」
と。

最初のaboutは前に説明したし、
ここは単語を知っていたらわかると思います。

そんなに難しくないですよね。

次は、
I had a scan at 7:30 in the morning, and it clearly showed a tumor on my pancreas.
です。

前半は、
「朝の7時半にスキャンを受けた」
なんですが、

このhaveを使って、
スキャンを受けるというのは、
ネイティブらしいですね。

いや、ジョブズはネイティブなんですが(笑)、
haveはこんなことまで言えるわけです。

それは、haveが、
「テリトリー内にある」
という感じだから。

haveのその感じをイメージしてください。

そして、後半は、
and it clearly showed a tumor on my pancreas
です。

「それは、膵臓にはっきりと腫瘍を示した」
と。

この部分は医学用語なので、
知らなくて当然の単語だと思いますが、
これを機に覚えることにしましょう。

tumorが「腫瘍」で、
pancreasが「膵臓」です。

まぁ
「膵臓ってどこの臓器だよ!」
って思う人は調べてみてくださいね。

でも、知らなくてもいいです。

だって、ジョブズもこう言ってます。

I didn’t even know what a pancreas was.

「膵臓が何かすら知らなかった」
と。

evenは強調でしたよね。

後、whatがあるので、
「何?」という疑問を喚起してください。

どんどんいきましょう。

次は、
The doctors told me this was almost certainly a type of cancer that is incurable, and that I should expect to live no longer than three to six months.
です。

まず、
The doctors told me
とあります。

医者がジョブズに言ったんです。

「何を?」と当然思いますよね。

ジョブズはこう言われたらしいです。

this was almost certainly a type of cancer that is incurable

「これはほぼ確実に治療不可能のタイプの癌だ」
と。

正確に言えば、
「これはほぼ確実にある種のガンだ、それはね治療不可能なんだ」
という感じです。

cancerからのthatで、
詳しく導いている感じもイメージしてください。

因みに、incurableは、
「inが否定、curが治療のcure、ableは可能」
という単語が合体したものです。

故に「治療不可能」という意味です。

でもって、まだカンマで補足されています。

それは、
and that I should expect to live no longer than three to six months.
です。

no longer thanは簡単です。

noがない場合だと、
「〜より長い」になりますが、
それがnoになっているので、
「〜より長くない」です。

ほら、簡単ですよね。

つまり、
「3ヶ月から半年よりは長く生きられないと覚悟すべきだということを」
です。

医者がそう言ったんです。

で、最初のand thatは、
The doctors told meからの流れなので、

(that) this was almost certainly a type of cancer that is incurable
and that I should expect to live no longer than three to six months

の2つが並列になっていることがわかります。

さて、どんどんいきましょう。

次は、
My doctor advised me to go home and get my affairs in order, which is doctor’s code for prepare to die
です。

「医者は家に帰って、身辺整理をしろと、そしてそれは死ぬ準備をしろという意味である」
と。

get one’s affairs in orderは
「身辺整理をする」という意味です。

なんでそうなるかというと、
in orderは「秩序のある」という状態のことなので、
my affairsを秩序のある状態にgetしろってことです。

そこから、全部整理しろというわけです。

因みに、my affairsは「個人的な問題」です。

で、カンマとwhichってのは、
文全体を受ける時にガンガン出てきます。

つまり、医者がジョブズに、
to go home and get my affairs in order
と言ったことをwhichが受けているんです。

それが医者のcode(暗号)だと。

で、ここから三連発で、
暗号の意味が具体的に明かされます。

まず1つ目は、
It means to try to tell your kids everything you thought you’d have the next 10 years to tell them in just a few months.
です。

「それは子供たちに伝えるのにまだ10年あると思っていた全てのことをたった2、3か月で伝えろということだ。」
と。

少し難しく見えるんですが、
everythingに文がかかっているだけなので、
意外と簡単です。

つまり、
you thought you’d have the next 10 yearsが
everythingにかかっていると。

everything to tell themの間に、
you thought you’d have the next 10 yearsが
挿入されただけです。

でもって、
you’d have the next 10 yearsは、
仮定法です。

これは、
「10年あると思っていたのになぁ」
という反事実なので、
would haveとなっています。

2つ目は、
It means to make sure everything is buttoned up so that it will be as easy as possible for your family.
です。

「家族ができるだけ簡単になるためにすべてがきちんとなるようにしろ」
と。

make sureは、「〜を確かめる」です。

何を?かはその後に書かれていて、
make sureの後にthatが書略されているんですが、
それは、どうでもいいことなので無視です。

で、何をというのは、
everything is buttoned up
です。

「全てがきちんと管理される」
と。

buttoned upは、
「整理された、きちんとした」
という意味なんですが、

「しっかりとボタンが上まで掛けられる」

というイメージから来ています。

その後にso thatが来てます。

この原理はtoと変わりません。

明確に目的を示したいから、
so thatを使っているだけです。

特に必然性を明確にしたい時ですね。

toだけでは足りないんです。

soは「ジャンプ」で、
thatは「丁寧に導く」ですから。

別に、本来は、toだけでもいいし、
thatだけでも目的は表せるんですが、
so thatとコンボにするということは、
「それはね、つまり…」
という感じがするということです。

で、as ~ as possibleは簡単です。

1つ目はalsoのasで、
2つ目は同時性のasです。

つまり、as easy as possibleは、
「簡単であり、できるのと同じ」です。

そこから、
「できるだけ簡単に」
になります。

そして、最後は、
It means to say your goodbyes.
です。

「それは別れの挨拶をするということだ」
と。

say one’s goodbyesで
「別れの挨拶をする、さよならを言う」
という意味になります。

はい、今回も簡単でした。

スピーチ | 3rdストーリー Part 4

さてPart 4にいきましょう。

動画であれば、10分57秒から11分27秒までです。

I lived with that diagnosis all day. Later that evening I had a biopsy, where they stuck an endoscope down my throat, through my stomach and into my intestines, put a needle into my pancreas and got a few cells from the tumor. I was sedated, but my wife, who was there, told me that when they viewed the cells under a microscope the doctors started crying because it turned out to be a very rare form of pancreatic cancer that is curable with surgery.

まず、
I lived with that diagnosis all day.
です。

「私は一日中その診断結果について考えて過ごした」
と。

diagnosisは「診断」です。

で、このlive withってのは、
withの後に人などがくれば、
「〜と一緒に暮らす」
という意味になるんですが、

この場合は、
「耐える、受け入れる」
という意味になります。

まぁ、でもこれは心境の問題で、
発言者がどう感じでいるかの違いなだけです。

勘違いしちゃいけないのが、
liveにいっぱい意味があるというわけではなく、
日本語の枠に当てはめるとそうなるだけ。

一緒に時間が経過している感じ、
その感じがイメージできたらOKです。

さて、次は長いです。

Later that evening I had a biopsy, where they stuck an endoscope down my throat, through my stomach and into my intestines, put a needle into my pancreas and got a few cells from the tumor.

でも最初は簡単です。

Later that evening I had a biopsy

「その日の遅くに私は生体検査を受けた」
と。

その後に、
カンマとwhereが連なっています。

I had a biopsy, where

要は、biopsyを場として捉えているのです。

日本語的に訳すと、
「私は生体検査を受けた、そこ(その生体検査)では」
という感じになります。

続きは、
they stuck an endoscope down my throat, through my stomach and into my intestines, put a needle into my pancreas and got a few cells from the tumor.
です。

「彼らは内視鏡を喉に突っ込んで、それは胃を通り腸へ、膵臓に針を刺し、腫瘍から細胞を摂取した」
と。

これはそんなに難しくないと思います。

語彙がちょいと難しいかなというくらいです。

endoscope:内視鏡
stomach:胃
intestine:腸
→文中で複数形になっている理由は、
大腸と小腸のことを指しているから。
pancreas:膵臓
cell:細胞
tumor:腫瘍

ちょいと解説します。

最初のstuckはstickの過去形です。

因みに、stickみたいなst-が付く単語は、
「頑丈なもの」や「動かないもの」
というイメージが含まれています。

それは、st-にそういう語感があるからです。

st-が付く単語があれば、
ぜひ、そういう目でみてくださいね。

後解説が必要なのは、put intoくらいかなと。

こういうやつってのは、
正直、putにそんな意味はありません。

putのイメージは、
「ポンッとどこかにスッと置く」
という感じです。

だから、その後の動き(意味)は、
目的語とintoみたいな単語が決めるのです。

ここで言う目的語は、
a needleなので「針」です。

針をポンッと置いて、intoするというのは、
もはや「〜に刺す」という意味のまんまでしょう。

こういう合わせ技になっているので、
putみたいな動詞に気を取られないでくださいね。

さて、次は一気に最後までなので長いです。

I was sedated, but my wife, who was there, told me that when they viewed the cells under a microscope the doctors started crying because it turned out to be a very rare form of pancreatic cancer that is curable with surgery.

「私は鎮静状態だったが、彼らが顕微鏡越しに細胞を見た時に医者達は叫び始めたと妻が言った、なんでかというのは、それが手術で治せる非常に稀な形の膵臓癌だと分かったから」
と。

いやー、長いです。

まず、
I was sedated
は、

「鎮静剤で落ち着いていた」

です。

でもその後に逆行を表すbutがきてます。

but my wife, who was there, told me

「でも、そこにいた妻が言った」
と。

何を?と当然なるわけなので、
thatで「それはね」と導かれています。

that when they viewed the cells under a microscope the doctors started crying

顕微鏡の下にある細胞を、
医者達が覗いているイメージをしてください。

すると、彼らは、
「叫び始めた」
というわけです。

因みに、

start to do
start doing

には微妙な違いがあります。

これはもちろん、
toとingがそれぞれ持つ感覚によるもので、
ingには「動き」が感じられるのに対して、
toの場合、「これから感」が感じられます。

ま、まんまですよね。

で、そういう状況だったことを、
ジョブズの奥さんがジョブズに言ったわけです。

でも、なぜ医者は叫び始めたのか?

もちろん、その後に理由があります。

because it turned out to be a very rare form of pancreatic cancer that is curable with surgery.

「なぜなら、それが手術で治せる非常に稀な形の膵臓癌だと分かったから」
と。

まず、標識のbecauseがありますね。

つまり、
「これから理由がきまっせー!」
ということです。

それ以外は簡単です。

turn out:わかる(判明する)
rare:稀な
pancreatic:膵臓の
curable:治療可能な
surgery:手術

ここは単語が知っていたらわかるやつです。

ってなわけで、本パートも終わりです。

スピーチ | 3rdストーリー Part 5

さて、今日もいきましょう。

動画であれば、11分28秒から12分15秒までです。

I had the surgery and thankfully I’m fine now. This was the closest I’ve been to facing death, and I hope it’s the closest I get for a few more decades. Having lived through it, I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept: No one wants to die. Even people who want to go to heaven don’t want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life. It is Life’s change agent.

まずは、
I had the surgery and thankfully I’m fine now.
です。

「私は手術を受けて、幸いなことに今は元気だ。」
と。

ここは簡単なので、解説不要です。

次は、
This was the closest I’ve been to facing death, and I hope it’s the closest I get for a few more decades.
です。

前半は、

This was the closest I’ve been to facing death,
これが今までで一番死に直面した経験だ

ですね。

ポイントは、
I’ve been to facing death
となっているところです。

例えば、旅行経験を表す時に、
I’ve been to America
ってhave beenで言いますよね。

それと同じで、
「facing deathに到達した」
ということです。

後半は、
and I hope it’s the closest I get for a few more decades.
です。

「それに、この数十年間でこれが一番死に近い経験であることを願う」
と。

要は、もううんざりだってことです。

でも、悲しいことに、
この6年後にジョブズは亡くなります。

後、文法的なことは、
the closestの間にplace whereを入れると、
わかりやすいかなと思います。

で、ここはplace thatではないです。

なぜなら、getの後にtoがないからで、
toを消せるのは場所のwhereなんですよね。

ま、いわゆる関係副詞だろうが、
関係代名詞だろうがどうでもいいんですが。

一応、話しました。

次は、
Having lived through it, I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept:
です。

前半はこれです。

Having lived through it,

「それを乗り越えたので」
と。

live throughのイメージは簡単ですよね。

throughは
「トンネルを抜ける」
というイメージ。

一応言っておくと、
この前半は分詞構文って言われるやつですが、
そんなことはどうでもいいです。

ingの「イキイキ感」を感じるだけでOKです。

でもって、後半はこれです。

I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept:

まず、後半の前半を見てみましょうか。

これです。

I can now say this to you with a bit more certainty

「今は、より少し自信を持ってこう言える」
と。

このthisは次に言うことのことです。

で、with certaintyは
「確信を持って」という意味です。

そこにa bit moreがあるので、
「よりちょっとだけ」になります。

でも何よりちょっだけ確信を持って言えるのか?

それは、
than when death was a useful but purely intellectual concept:
です。

「死は有益であるが、単なる知的概念だった時よりも」
と。

purely:純粋に、単に
intellectual:知的な

死ぬことは誰でも分かっています。

でも、どことなく、
遠い未来のような気がしていますよね。

空想上の生き物のような感じです。

ジョブズもそう思っていたけど、
実際に死にかけて思ったことがあるわけです。

それがコロンで示されています。

No one wants to die. Even people who want to go to heaven don’t want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life. It is Life’s change agent.

No one wants to die.

「誰も死にたい人はいない」
と。

続いて、
Even people who want to go to heaven don’t want to die to get there.
とあります。

「たとえ、天国に行きたい人でも天国に行くために死にたくはない」
と。

evenは強調で、
thereは「天国」のことです。

whoが出てくる時は、
「だれ?」って疑問を思い浮かべてください。

次は、
And yet death is the destination we all share.
です。

「それなのにも関わらず、死は皆が共有する行先だ」
と。

このyetの使い方はわりとよく使います。

じゃあyetってなんなんだ?って話ですが、
このyetは「未完」を表す接続詞です。

いや、yet自体が「未完」ってことで、
まだ話が終わってないことを言いたい時に使います。

なのでこのようにyetが出てきたら、
「ん?なんだなんだ?」と思ってください。

まだ、話が終わってないみたいなので。

次は、
No one has ever escaped it.
です。

「死から逃れた人はいない」
と。

ここもそんな難しくないですよね。

で、この一連のnoで表す否定は、
非常に英語らしいのでぜひ真似しましょう。

どんどんいきます。

次は、
And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life.
です。

「それに、それはそうあるべきだ、なぜなら死は生命の唯一にして最高の発明だから」
と。

前半のthat is as it should beは、
「それはそうあるべきものである」
という決まり文句です。

でも、具体的に言うと、
主語のthatは「全員が死ぬこと」ですよね。

なので、

全員が死ぬことは存在してる、
そうあるべきであるものとして

みたいな感じです。

asは「同時性(イコール)」ですから。

で、その後に、理由がきます。

なぜ死があるべきだと言うのか?

because Death is very likely the single best invention of Life.

「なぜなら、死は間違いなく生命の唯一にして最高の発明だから」
と。

very likely:間違いなく
the single best:唯一にして最善である

ここもそんな難しくありません。

そして、最後。

It is Life’s change agent.

「それは人生に変化を起こすきっかけである」
と。

このagentは本来「代理店」という意味です。

でも、媒介的な意味合いもあります。

実際に、病原体は、
agent of the diseaseと言いますから。

病原体がきっかけ、原因で病気になりますよね

だから、死をきっかけにして人生を変えると。

そのために死が有用なんだってことです。

はい、このパートも終わりです。

スピーチ | 3rdストーリー Part 6

さて今日もいきましょう。

動画であれば、12分16秒から12分57秒までです。

It clears out the old to make way for the new. Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away. Sorry to be so dramatic, but it is quite true. Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. — Don’t be trapped by dogma which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

まずは、
It clears out the old to make way for the new.
です。

「死は、新しき者に道を作るために古き者を一掃する」
と。

clear outは、
「綺麗にする」と「外に」ですから、
掃き出すイメージです。

ここでは、誰をかというと、
the oldがclear outされるわけです。

このthe oldは、後ろにあるthe newと対比ですが、
「the 形容詞」というのは「人の総称」を表します。

theは「特定できる1つ」なので、
このtheによって何が特定されているのか。

それは、形容詞が持つ典型的なイメージです。

その共有されているイメージが、
1つであるということがこのtheの意味です。

だから、なんでもかんでも、
theと形容詞でこの形が作れるわけではなく、
共有のイメージがある形容詞しか無理です。

だって、それは特定して1つにできないから。

これはpianoにtheがよく付くのと同じ理由です。

ぜひ、覚えておいてください。

後、make wayで「道を譲る」です。

次は
Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away.
です。

「今まさに、新しき者は君たちだが、今からそんなに遠くないいつか、段々と古き者となり、そして一掃されるだろう」

と。

clear awayは、
clear outとほぼ同じ意味ですが、
「片付ける、退去させる」
みたいな意味合いです。

awayは「離れて」ですから。

ここはそんなに、
文法的にも単語的にも難しくないですね。

次は、
Sorry to be so dramatic, but it is quite true.
です。

「大袈裟で申し訳ないが、全く以て信じである」
と。

Sorry to be ~
~して悪いんだけど、~で申し訳ない

dramatic
劇的な、大袈裟な

ここも簡単です。

どんどんいきましょう。

次は、
Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.
です。

「あなたの時間は限られているから、誰かの人生を生きるために時間を無駄にするな」
と。

これは日本でもよく言われることです。

厳密に英語っぽく訳すなら、
wasteの部分が重要になってきます。

当たり前ですが、
ネイティブは返り読みなんてしません。

左から右へと理解するわけですが、
so don’t waste itの意味はわかりますよね。

「あなたの時間を無駄にするな」です。

その後に、
living someone else’s life.
とingがあります。

なので、
「時間を無駄にするな、誰かほかの人の人生を生きながら」
と付け足されているだけです。

これだけ並んでいたら、
他人の人生を生きることで自分の時間を無駄にしてる、
ってことくらいはわかりますよね?

重要なのは意味がわかるかどうかです。

日本語訳ができるかどうかではありません。

さて、次はこれです。

Don’t be trapped by dogma — which is living with the results of other people’s thinking

「ドグマにハマるな、それは他人の思考の結果とともに生きることだから」
と。

まず、このdogmaってのは、
ある一定範囲の常識ということです。

正確な意味は「宗教の教義(教え)」なので、
あるコミュニティにおける常識のことです。

それを最大にまで範囲を広げると大衆を指すので、
大衆にとっての教義は一般常識とも言えます。

で、ハイフンとwhichがきて、
「それはね…」と説明しています。

この後にあるlive withは、
「いやいやに生きる」
という意味合いです。

次は、
Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice.
です。

「人の意見の雑音に、自分自身の内なる声をかき消させないでください。」
と。

まずletは、
拒否しないという感じの許すなので、

Don’t let the noise of others’ opinions
「他人の意見のノイズに〜させるな」

ということになります。

何をさせるなかというと、
drown outです。

これは、
「~を水で押し流す、かき消す」
です。

水で覆いかぶさる感じです。

つまり、

Don’t let the noise of others’ opinions drown out
「他人の意見のノイズにかき消させるな」

と。

当然、何を?と思うので、
それが最後にあります。

それは
your own inner voice
です。

「あなた自身の心の声」
と。

この文の意味もよく言われることだと思います。

さて、次。

And most important, have the courage to follow your heart and intuition.

「それに最も重要なこと、心と直感に従うために勇気を持て」
と。

これは命令文です。

正確に言うなら、
「勇気を持て、心と直感に従うために」
という順番になります。

ここまでは、
Don’t…の命令文を3回連続させています。

でも、ここを肯定の命令文にすることで、
前の3つの否定の命令文と区別し、
一番重要であることを際立たせているんです。

要は、それがジョブズのメッセージなんです。

さて、後少し続きます。

They somehow already know what you truly want to become

「彼らはどういうわけか自分が本当になりたいことをすでにしっている」
と。

このTheyは、
inner voiceや、your heart、
your intuitionのことですね。

では、最後。

Everything else is secondary.

「そのほかのすべてはあまり重要ではない」
と。

secondaryは「第二の、二次的な」という意味ですが、
この場合は「あまり重要ではない」という意味です。

はい、これで終わりです。

今回のパートも想像以上に簡単でした!

スピーチ | 末尾 Part 1

ここから締めに入ります。

動画であれば、12分58秒から13分43秒までです。

When I was young, there was an amazing publication called The Whole Earth Catalog, which was one of the bibles of my generation. It was created by a fellow named Stewart Brand not far from here in Menlo Park, and he brought it to life with his poetic touch. This was in the late 1960’s, before personal computers and desktop publishing, so it was all made with typewriters, scissors, and polaroid cameras. It was sort of like Google in paperback form, 35 years before Google came along: it was idealistic, overflowing with neat tools, and great notions.

まず、
When I was young, there was an amazing publication called The Whole Earth Catalog, which was one of the bibles of my generation.
です。

When I was youngは簡単です。

「私が若かった時」です。

次は、
there was an amazing publication called The Whole Earth Catalog, which was one of the bibles of my generation.
です。

この前半は、
「『全地球カタログ』と呼ばれる素晴らしい出版物があった」
という意味です。

で、その後に、カンマとwhichがあります。

「それは私たち年代にとってのバイブル(必読書)の一つでした。」

publicationは、
publish(出版する)の名詞形で、
「出版物」になります。

後、bibleってのは、
通常「聖書」のことを指すんですが、
「必読書」という意味もあります。

この辺はそんな難しくないかなと。

さて、次は、
It was created by a fellow named Stewart Brand not far from here in Menlo Park, and he brought it to life with his poetic touch.
とあります。

前半は、
「それはここからそんなに遠くないメンロパークに住んでいるStewart Brandというやつによって作られた」
です。

fellowは
「やつ、男」という意味で、
親愛を込めた呼び方です。

not far from hereも難しくないです。

notは右側を否定するだけなので、
「遠くない、ここから」になります。

で、後はMenlo Parkは単に地名です。

知らなくても当然なんですが、
カリフォルニア州にある都市のことです。

で、後半。

and he brought it to life with his poetic touch.

「彼は詩的なタッチでそれを生み出した」
と。

ここでのポイントは、
bring sth to lifeだと思います。

ここでは、
「itをlifeにbringした」
ですよね。

bringのイメージは、
「come+モノ」です。

だから、
「生というテリトリーにitを持って近づく」
というイメージです。

ということは、
生というテリトリーに入ったitは、
「生を持って生まれる」
つまり、誕生するになります。

よって、bring sth to lifeは、
「(より面白いモノ)を作り出す」
という意味で使われるイディオムです。

これで解決しました。

poetic touchは簡単です。

このtouchの使い方は、
日本語でも使うと思います。

なのでイメージは容易いはずです。

日本語で言うなら、
「〜風」って感じですかね。

はい、もう大丈夫だと思います。

次は、
This was in the late 1960’s, before personal computers and desktop publishing, so it was all made with typewriters, scissors, and polaroid cameras.
です。

「これはパソコンやデスクトップ出版が登場する前、1960年代の終わりのことだったから、タイプライターとハサミとポラロイドカメラですべてが制作された。」
と。

要は、お手製みたいなものですよね。

機械で作ってないわけです。

次は、
It was sort of like Google in paperback form, 35 years before Google came along:
です。

「それはいわばGoogleが登場する35年前のペーパーブック版のGoogleみたいだった」
と。

最初にあるsort ofってのは、
kind ofと共によく使われる曖昧さを表すものです。

kind ofやsort ofだけで、
「まぁね」と言えたりします。

なので、sort of likeで
「~のようなもの」となります。

come alongは「やってくる」です。

で、最後はコロンで終わってます。

具体例か何かがあるんでしょうか。

it was idealistic, overflowing with neat tools, and great notions.

「それは理想的でカッコいいツールや凄い考えで溢れていた」
と。

ここは文法的には全然難しくありません。

単語さえ知っていたらわかると思います。

はい、てなわけで本パートも終わりです。

スピーチ | 末尾 Part 2

さて、最後のパートです。

動画であれば、13分44秒から最後までです。

Stewart and his team put out several issues of The Whole Earth Catalog, and then when it had run its course, they put out a final issue. It was the mid-1970s, and I was your age. On the back cover of their final issue was a photograph of an early morning country road, the kind you might find yourself hitchhiking on if you were so adventurous. Beneath it were the words: “Stay Hungry. Stay Foolish.” It was their farewell message as they signed off. Stay Hungry. Stay Foolish. And I have always wished that for myself. And now, as you graduate to begin anew, I wish that for you. Stay Hungry. Stay Foolish. Thank you all very much.

まず、
Stewart and his team put out several issues of The Whole Earth Catalog, and then when it had run its course, they put out a final issue.
です。

「スチュワートと彼のチームはThe Whole Earth Catalogを何冊か出版した。そしてその後、たいていの出版物がそうであるように、彼らは最終号を出版することになった。」
と。

前半にあるput outは、
ここでは「出版する」になります。

厳密に言うと、
こういう句動詞にその意味があるわけではなく、
目的語によって意味が変わるんです。

だから、大切なのは、
putとoutのイメージを捉えることです。

putは、
「しかるべき場所でポンっと置く」
で、

outは、
「中から外に」
です。

なので、
「しかるべき場所で中から外に出す」
というのがput outです。

で、もう1つ。

それは後半のrun its course。

これは、courseがわからないとわかりません。

このcourseは、
マラソンのコースのような道でもあるし、
抽象的な道筋でもあります。

それをrunさせるわけなので、
「自然に経過を辿る」
という風になります。

次は、
It was the mid-1970s, and I was your age.
です。

「それは、1970年代の半ばで、君たちと同い年だった」
と。

ここは何も言うことはありません。

超簡単です。

さて、次は、
On the back cover of their final issue was a photograph of an early morning country road, the kind you might find yourself hitchhiking on if you were so adventurous.
です。

「最終号の背表紙には、冒険好きな人ならヒッチハイクでもしちゃいそうな早朝の田舎道の写真が載っていた。」
と。

難しいのは後半ですかね。

まず、the kind (that)で、
「〜の類い、〜の種類」
という意味になります。

で、
you might find yourself hitchhiking on
とあります。

find oneself -ingは、
「気づいたら、〜している」
って意味なんですね。

だから、
「気づいたら、ヒッチハイクをしているかもしれない」
ってことです。

そんな類の写真だったと。

次は、
Beneath it were the words: “Stay Hungry. Stay Foolish.”
です。

「その下には、Stay Hungry. Stay Foolishという言葉があった」
と。

beneathは、
「下に」という前置詞です。

次は、
It was their farewell message as they signed off.
です。

「それは、彼の締めくくりとしてのお別れのメッセージだった」
と。

farewellは「お別れ」です。

なので、farewell partyは、
「送別会」って言います。

で、asは、
「同時性」、「イコール」のasです。

その後にあるsign offは、
「署名する」と「分離」なので、
「締めくくる」
という風になります。

次は、
Stay Hungry. Stay Foolish.
です。

これはあえて訳しません。

次は、
And I have always wished that for myself.
です。

「そして私はいつもそれを自分に願っていた。」
と。

このthatが指すのは、
Stay Hungry. Stay Foolish.
のことですね。

そうでありたいと願っていたわけです。

もう終盤です。

And now, as you graduate to begin anew, I wish that for you.

「そして、みなさんは新たな出発のために卒業しますが、私は皆さんにもそうであってほしいと願います。」
と。

begin anewで
「新たに始める、新たにこの先の人生を始める」
という意味です。

で、最後です。

Stay Hungry. Stay Foolish. Thank you all very much.

はい、これで英文の一通りは終わりです。

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