キース・チェンの『言語が貯蓄行動に与える影響』から分かる日本人が貯金大好きな理由

こんばんは、ドラゴンです。

こんな動画を見つけました。

TEDの動画です。

言語学習をする上での弊害があって、
それが性格が分離してしまうということです。

もちろん、物事には良し悪しはなく、
その現象がどう発揮されるかによって良し悪しが決まるので、
僕らは出来るだけ良く発揮させなければなりません。

例えば、頑固なのかこだわりがあるのかも紙一重ですよね。

では、どうやったら性格が分離しないのか?

そしてそれを転用して、
どうやって様々な価値観を統合させていくのかを話します。

僕らは生きていく中で色々な経験をするわけですが、
何でも身につけて吸収できる人もいれば、そうじゃない人もいます。

結局何がやりたいのかわからない人ってそんな感じがしますよね。

その違いを理解しないままでは、
言語を学ぶことが逆に悪い方向に働いてしまいます。

それを今回で避けられるようになりましょうってことです。

言語形式が僕らに与える影響

言語形式というと難しく聞こえますが、
簡単に言うと、「言語のフレーム」です。

なんか、そんなわかりやすく言えてないですね。笑

まぁいいや。

世界には何千もの言語があると言われていますが、
これは単に単語が置き換えられているというだけでなく、
そもそもの根本的な言語構造からが違っています。

例えば、英語だとSVOを明確にするのに対し、
日本語だと主語を言わなくてもコミュニケーションが成立したり、
語順を入れ替えても普通に意味の理解ができます。

これを「言語形式が違う」と言います。

そもそものフレームが違うわけです。

で、この形式の違いが、
思考パターン、そして行動パターンに影響を与えると言ったのが、
サピアさんとウォーフさんという人たちです。

その名にちなんで、
「サピア・ウォーフの仮説」
と言われています。

考え方が違うと行動が変わるのは分かりますよね。

行動のベースは思考ですから。

では、思考のベースは何かと言うと、
言語形式であると言ったのが彼らってことです。

もう少し分かりやすく言えば、
「使う言語によって見える世界が違う」
ってことを彼らは提唱したわけです。

例えば、日本人だと肩こりを知ってますが、
これは日本語を喋る人しかならない病気なんです。

病気と言っていいかわからないですが、
肩こりという概念を知って初めて肩こりになるわけです。

肩こりを知らないままだと肩こりにはなりません。

まぁ厳密には、
英語圏は「首をこる」と表現するので、
表現の仕方の違いなだけですが。

まぁもっとも顕著な例が、
「いただきます」とか「ご馳走様」がそうですよね。

日本人には、なぜ食事をするのかまでを紐解いたので
いただきますやご馳走様言うことで得られる世界が見えているわけです。

それは欧米圏からしたら理解できないのです。

もっと具体的に言えば、
人は自分の価値観(フィルター)を通して世界を見ていて、
その価値観の1つが言語形式ってことです。

みんな同じような世界を見ているかと思えば、
人によって見え方が全然違うわけです。

そんな仮説を支持しているのが、
冒頭の動画に出てきているキース・チェンという人です。

「未来形」という言語形式

まずは冒頭の動画を見て欲しいです。

その動画で話されていることは、
未来形を使う言語と使わない言語とでは、
「貯蓄行動に差が出る」ということです。

どういうことかを話していきます。

例えば、英語で、
「ロサンゼルスに明日行きます。」
と言いたい時は、

I will go to LA tomorrow.

になります。

英文法を勉強してきた僕らからすれば当たり前ですよね。

それに対して、日本語では、
「明日」だとしても「今日」だとしても、
動詞の”行く”は変化せずに表せられます。

「ロサンゼルスに明日行きます。」でも、
「ロサンゼルスに今日行きます。」でも同じですよね。

このように日本語は現在形のままでも未来を表すことが出来ます。

でも、英語では未来形があるように、
未来を表す時は、文の構造が変わってくるわけです。

ただ、英語は言語の中でも特例で、
英語はゲルマン語系という派閥に属する言語なんですが、
そのゲルマン語系にはwillにあたるものはありません。

ゲルマンと言うようにドイツ語を初めとする派閥です。

英語は例外なんです。

一方で、フランス語などのロマンス語系には、
willに相当するものはあります。

このように、未来を表す時は未来形を使う言語と、
現在形のまま未来を表すことができる言語の2種類があることが分かります。

で、キースはこの違いが、
「貯蓄行動に差が出る」と言ったんです。

彼が検証した結果では、

「未来形のような構造を持つ言語を扱う人は貯蓄しにくい」

ということが分かったんです。

割としっかり調査したらしく、

生まれ育った国、性別や年齢、各国基準で見た所得レベル、
学歴や家族構成、結婚の形態、宗教の条件を合わせた上で、

使う言語に未来形があるかどうかだけの違いを作り、
実際にそのペアが貯蓄傾向にあるかどうかを調べたんです。

動画の中の例では、ブリュッセル在住で一方はフランス語、
もう一方は、フレミッシュ語を喋る2世帯を比べて、
その2世帯それぞれがどんな貯蓄傾向にあるのかってことです。

他の地域でも同じ比べ方です。

その結果が、

未来形のような構造を持つ言語を扱う人は貯蓄しにくく、
現在形のまま未来を表すことができる言語を扱う人は貯蓄をしやすい傾向にある

ということです。

年収も同じな訳ですから、
例えば、その2世帯のそれぞれが年収500万円だと、

一方は450万円を使って、50万円しか貯金せず、
もう一方は半分の250万円を貯金するようなイメージです。

日本人が貯金しまくる理由

では、なぜ未来形のようなものがある言語を喋る人は、
「貯金をしにくい」という傾向があるのかというと、、、

will的なようなものが言語に存在することで、
感覚として、未来と現在が断絶している

と思うからで、

日本語のように未来形を使わずに、
未来を表すことができる(willのようなものがない)場合は、
現在の延長線上に未来があると捉えているわけです。

つまり、日本語のように現在と未来に連続性があると、
常に長期的な思考になり、貯蓄をしたいと思うのです。

これが「日本人が貯金をしまくる理由」です。

現在で全てを使ってしまうことに不安を感じるわけです。

それに対して、willのようなものがある言語では、
現在と未来が断絶されているので、今を生きているのです。

わかりやすいのが、例えば、
嫌いな上司がいたとして、日本人だと、

「今、上司に意見をしたら、明日以降が居づらくなるな…」

って思って、思い留まると思うんですけど、

アメリカ人だと、

「別にいいや。今が嫌なんだから言うわ。明日は明日の風が吹く。」

って言う風に考えがちで、
刹那的な生き方をする傾向にあります。

これは良し悪しの話ではありません。

そういうもんだということです。

例えば、何か挑戦したり、それこそ僕みたいに起業するって時は、
将来のことや安定を考えるより、今にフルベッドした方が良くて、
「今日」を刹那的に生きた方が成功しやすい場合が多いです。

明日のことは明日考えるってことです。

でも、逆に裏を返せば、
簡単にGoしてしまうのでリスクが実際に生じてしまう可能性も高く、
行動がギャンブル的な要素を含んでいるとも言えます。

一番は良いとこどりをすることです。

最初は知識や経験や情報がないのでGoするしかなく、
段々とそれらが伴ってきたら、Goしながらも吟味するというか、
そういう風に加速と安定とのバランスを取るのが一番です。

こんな風にこの研究結果から「言語形式」が僕らの思考、
そして行動に多く影響を与えているということが分かります。

面白いですよね。

ですので、性格のベースが言語という見解が一番有力なわけです。

その上で、親の価値観とかもありますけどね。

だからこそ、日本語をベースにして、
英語を習得していくことが近道ってことが分かります。

まぁ、今日は雑学的な話ですが、
言語形式が思考や行動を支配しているわけなので、
うまく日本語を活かして英語を学習しましょう。

 

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